まだ続く金融不安!?

ここにきて相場は乱高下し、各企業の想定為替レートを大幅に上回る円高の進行で、

東京株式市場では株安が一段と加速。

日経平均株価は、17日には一時550円を超える急落をみせ、

終値でも前週末比454円安の1万1,787円と、1万2,000円の大台を割り込んでしまいました。

為替は国力を示すともいえます。つまり、円高ドル安が進んでいるということは、

日本の国力が増し、米国の国力が減退しているともとれます。

しかし、単純に「日本の国力が増した」とはいえません。

それは、円はドル以外の通貨に対しては決して強くはないからです。

確かに対ドルでは、12年ぶりの円高水準となっています。

しかし、対ユーロでは、ここにきて多少円高にふれている程度で、
対ドルほどの円高ではありません。

つまりこれは、「円=日本が強い」ではなく、「ドル=米国が弱くなった」結果、

相対的に円が強くなっているということなのです。

事実、ドルは円だけでなく、対ユーロでも安値を更新しています。

ドルが弱くなっている理由は明らかでしょう。サブプライム問題を発端に、

金融不安が深刻化、景気悪化が現実味を帯びてきているのです。

米大手銀行JPモルガン・チェースの米証券大手ベアー・スターンズ買収の発表が

急速なドル安を加速させ、米国の金融不安の直接的な原因になったといえます。

ベア・スターンズは、11日には約170億ドル(約1兆7,000億円)あった手元現金が、

13日にはほぼ底をついてしまったといいます。

そのため、銀行などの資金取引の相手が一斉に引き上げてしまいました。

結果、85年の歴史を持つ、米5大証券の一角が、あっけなく実質的な
破たん状態に陥ってしまったのです。

これを受けニューヨーク市場では、証券株に連鎖売りが及び、
ダウが一時200ドル近く下げました。

今回、ベアー・スターンズの買収に際して、JPモルガンはニューヨーク連銀から資金を調達しました。

それを考慮すると、実質的な公的資金、公的援助といっても過言ではありません。

ベアー・スターンズは1923年創業で、世界19拠点に約1万4,000名の従業員を抱える、米5大証券の一角。

今回の破綻は、日本でいえば、山一證券の破綻と同等といえます。

日本では山一證券の破綻後、日本長期信用銀行、日本債券信用銀行の

実質的破綻などが続きました。

そういった意味では、今後、米国でも金融破たんが続く可能性は十分にあります。

さらに大きな破綻がありうるのか。

為替市場もしばらくは、その動きを見ながらの推移となるでしょう。

そして更なる米国の金融不安の材料として、サブプライムローンの問題だけでなく、プライムローン、つまりトリプルA格の優良債券でも、

住宅関連が暴落ともいえる状況となっているからです。

影響がプライムローンにまで及べば、不良債権処理により、ベーア・スターンズの
ように窮地に陥る金融機関が出てくることは十分に考えられます。

そうなれば、米国の信用不安は拡大、さらにドル安円高が進行する可能性もあります。

欧米の金融機関は、まだ危機を脱しているとは言い切れない状況でしょう。

実需にまで影響が及ぶと、さらに不良債権が増大する可能性は否定できないからです。

金融緩和とFRBの姿勢に投資家がどう反応するか、見守る必要があるでしょう。

そして日本国内を見回しても、日銀総裁の「空席」が避けがたい情勢や、

道路特定財源などドタバタ続きの政局を国内だけでなく海外からも福田政権が末期症状を迎えてると冷ややかな目でみられている現状です。

給料は上がらないのに、昨年末から続いているモノの値段は

ドンドン上がり続けている状況で、この4月から医療制度改革(改悪?)がスタートします。 (詳しくはまたの機会に・・・・)

財政難のツケをすべて国民に押し付けようとする政治のあり方では、

ますます日本は世界から孤立をし、身ぐるみ剥がされて国家破産する

速度を早めるだけのような気がするのは私だけでしょうか?



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