東京23区だけで死者は100人に達しています。
そのうち9割が室内で亡くなっています。
高齢者やクーラーが嫌いなどという状況で
外からの熱風が入りこんでしまっている中での熱中症の感染者が
非常に多いという今までに無い現象がおこっています。
異常な熱帯夜のため
熱中症の死者の4割が夜間に発生しています。
東京では去年は0日だった最高気温が27℃以上の日が
今年はすでに14日も・・・!
こうした都市部の猛烈な気温上昇の背景には
急激な地球温暖化現象も指摘されていて
昨年、環境省が公表した報告書には
「過去100年の気温上昇をみると特に大都市では地球温暖化に
ヒートアイランド現象による影響が加わることでより大きな気温上昇が
報告されている」
生態系や人間の生命を脅かす環境の変化に
私たちはどう対処したらいいんでしょうか?
江戸時代から緩やかに気温は上昇していましたが
近代化とともにそのスピードが加速しているという報告もあります。
都市化が進むと土と緑が全てアスファルトに変わり
クーラーからは熱風が吐き出されていることで
地球上では、100年間で0.6℃気温が上昇しています。
しかし、都市部では2〜3℃上がっています。
都市部では地球温暖化にヒートアイランド現象が
加味していることをあらわしています。
昔は昼間は暑くても夜は冷えていましたから
夜に熱中症にかかる人はいなかったんです。
しかし、現代は夜の気温は下がらないし
住宅は密閉されていますから余計に高温になるから
夜に熱中症患者が増加するということになるんです。
ヨーロッパでは
2003年には熱波に襲われ、フランスでは1万人以上の死者がでました。
2005年にはドイツ、オーストリア、スイスが洪水に襲われたことで
ドイツ、フランスを中心に一気に地球温暖化対策に政策をシフトさせました。
特に日本の国土面積は小さいので街の中に公園を造るんではなくて
ヒートアイランドを抑えるためには
緑の中に街があるというふうに転換しないと
毎年同じことの繰り返しになるでしょう。
シンガポールでも
ガーデンシティからシティ・イン・ザ・ガーデンという
庭園の中に都市があるとコンセプトをガラっと変えました。
国民の生命が危険な状況でも
何故、日本の政治家は勢力争いばかりしかしないんでしょうか?
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