世界経済の先行き

4日の東京外国為替市場の円相場が
一時、今年の最高値を更新しました。

NY市場では、一時85円台で推移!

円高が進んでる要因として
アメリカ経済の先行きに対する不安の広がりがあげられています。

日本経済への影響として
長期金利の国債の利回りは今年の4月から急降下しています。

8月4日の長期金利の利回りは
平成15年8月以来、7年ぶりに0.095%と1%割れとなりました。

ここまで下落した背景は、やはりアメリカのデフレ懸念ですね。

進む円高は回復傾向にある自動車メーカーの業績にも影響を与えています。

自動車メーカー8社の営業利益は
この3ヶ月間でおよそ730億円押し下げられました。
トヨタは円高の影響が300億円にも達しています。

リコール問題や円高の中、トヨタは2年ぶりに黒字転換しましたね!

トヨタの2010年4〜6月期連結決算は、
最終損益が1904億円の黒字(前年同期は778億円の赤字)に転換しました。

売上高は前年同期比27・0%増の4兆8718億円
本業のもうけを示す営業利益は2116億円

アメリカの景気が悪化すると日本の景気の先行きも悪化するんじゃないかと…?

日本国内での資金需要が盛り上がらなくなり
金融機関が企業にお金を貸すというより
国債を買うという背景もあるみたいです。

長期国債の金利が下がっても
私たちの生活にはさほど影響は出ないと思います。

日本政府としての見方は
安いコストで資金が調達できるので必ずしも悪い話しではないと!
住宅ローン金利も連動して下がる可能性もあるので、これも悪い話しではないと!

ただ、年金の資金運用がマイナスになるので
良し悪しは一概には言えないですね。

NYのマーケットが開いた直後に発表された
7月の雇用データとサービス業などの景気予感指数が予想を上回ったことで
やや円安に戻しています。

しかし、市場ではアメリカ経済の減速懸念が強いので
一時的には85円を超えた円高も有り得ると思います。

一番大事なポイントとして雇用の回復ペースです。

これは6日(金)に
7月の雇用統計が発表となりますから注目されています。



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