結果は、その通りになりましたが
一方で選挙関係者も予測できなかった事態も起りました。
2009年の衆議院選挙で落選した
自民党の片山さつき氏と佐藤ゆかり氏
今回は、参議院にくら替えして、比例でトップと2位で当選しました。
何故、この二人に大量の票が流れたんでしょか?
早稲田大学の田中教授は
タレント候補には入れたくないという
一部の無党派層が投票したのではないかと分析しています。
無党派の人はどういう人を好むかと言えば、永田町は好きでないので
永田町の色が弱い人がいい。しかし、知的レベルは高い方がいい」ということです。
もう一つは、組織票の弱体化!
その象徴とも言えるのが比例で再選を目指していた
国民新党の長谷川憲正氏のケースです。
40万票を超える郵政票を集めて
得票数では谷亮子候補を上回ったにもかかわらず、長谷川氏は落選しました。
比例は、候補者名と政党名の合算で
当選or落選が決まるために起った現象です。
組織票として見ても
郵便局長もかつての郵政の力をまとめたほどには
結束していなかったんでしょう。
それは日本医師会にも言えることだと思います。
逆に、みんなの党では3万7000票でも当選できていて
トップ当選のひとでさえ8万7000票なんです。
今回の比例の場合
政党が最低100万票は取っていないと1議席取れないんです。
国民新党の場合
ギリギリ100万票だったから
一政党として、1議席も割り当てられなかったということです。
40万以上票を獲得しているのに落選、37,191票で当選?
この現象っておかしくないですか?
無所属議員が半数を占めていた“良識の府”時代の参議院に
戻した方がいいと思うのですが
みなさんはどう思われますか?
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