中国製品をドンドンとアメリカへ輸出することで
アメリカ経済に悪影響を与えるというのがアメリカの言い分で!
中国にすれば、それはアメリカ国内の経済政策が悪いからだと!
現在、人民元の為替レートは1ドル=8.3元に固定されています。
日本の円相場のように、
1ドル=120円の頃もあれば、1ドル=90円の時もあるというような
為替レートの変化がないということです。
そのため諸外国は、中国に対して変動為替を導入し
1ドルに対する元の価値を上げるよう圧力をかけています。
それによってアメリカやドイツ、日本は中国からの輸入製品の
単価を上げることが出来き、価格の格差を無くしていく事が出来るというわけです。
中国は、過去の事例として
プラザ合意で、円を一気に切り上げたのが
その後の日本経済の失敗につながっているとみているので
本当は、切り上げたくないし、変動為替も導入したくないというのが
中国の本音なんです。
中国人民銀行が19日、人民元相場の弾力性を高める方針を発表した背景には
26日にカナダ・トロントで開かれるG20サミットを前に柔軟姿勢を示すことで
対中貿易赤字が拡大する米国などの切り上げ圧力を
かわす狙いがあるんでしょうね。
中国は当面、人民元の変動幅を上下0.5%に制限するなど
一年間で数%程度のようです。
プラザ合意当時の日本は、
対アメリカへの輸出で経済摩擦が大きくなり過ぎたので
プラザ合意を承諾しないと、日本経済がつぶされていたので
痛し痒しだったんですね。
しかし、今のアメリカにはその頃の力は無く
中国もG20を前に柔軟に対処するということで
形式だけの発表みたいです。
人民元の切上げと呼ばれる現象で生じる
為替差益によって利益を上げることを狙う
各国の強欲な企業や投資家は大いに注目しているんでしょうね。
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