感染症との戦いの歴史 No.2

名古屋市立大学の中島名誉教授(ウイルス学)
「人類の病気の大半が動物由来なんです。
 人間の経済活動や開発などで、今まで人類が接触していなかったような
動物や地域に接触するようになったことによって、今まで知らなかった病気
というのが人間の中にもたらされるようになってきました。
エイズもアフリカのサル由来のウイルスが人間に入ってきたと言われています」



1967年には
ヨーロッパで輸入したアフリカミドリザルの血液から薬品開発を行っていた
施設から未知の熱病を発症!

1969年には
ナイジェリアの農村部で新たな熱病が出現!
原因は、地元に居る野ネズミのウイルスでした。(ラッサ病)

1976年には
開発が進むザイール奥地で奇病が出現!ウイルスを発見した研究者は、
「この奇病は死亡率90%で感染したら棺桶を準備するしかない」と…!

初めてこのウイルスが発見されたのは1976年6月のスーダンのヌザラという町で
倉庫番を仕事にしている男性が急に39度の高熱と頭や腹部に痛みを感じて入院
その後消化器や鼻から激しく出血して死亡しました。

その後、その男性の近くにいた2人も同様に発症して、それを発端に血液や
医療器具を通して感染が広がりました。

最初の男性の出身地付近である、当時のザイールのエボラ川から
このウイルスの名前はエボラウイルスと名づけられ、
病気もエボラ出血熱と名づけられました。

このウイルスもゴリラなどの体内から見つかり
現地を訪れた観光客にまで感染が拡大しました。

現代では、飛行機や車など輸送手段の発達で
感染症は世界大流行(パンデミック)を引き起こす危険が生じています。

ここ最近も、SARS、鳥インフルエンザ、新型インフルエンザや
人には感染しないものの、宮崎をパニックに陥れた口蹄疫!
ウイルスによる感染症は頻発しています。

人類が完全に撲滅に成功したとみられるのは“天然痘”だけと言われています。
(※ひょっとすると耐性ウイルスとして、再び人類に襲いかかってくるかもしれませんよ。)

細菌学者である野口英世は、単身アフリカに渡り
黄熱病という感染症の研究に取り組んでいる最中、自らが黄熱病に感染し

病床にあった野口博士が研究仲間であるヤング博士につぶやいた言葉が
「私にはわからない」でした。


細菌よりはるかに小さく、普通の光学顕微鏡では見ることのできない
黄熱病のウイルスは、当時謎だらけの存在でした。

それから80年以上経った今なお
ウイルスを巡る謎は、その多くが解明されていません。

ウイルスは、どこから出てきたのさえよく解らないんです。
何故出てくるのか、何時出てくるのかも予測できないんです。

これからも、ウイルスは人間の中に入って来続けるでしょう
それに対して、人類はどう戦っていくのかさえ解らない状態なんです。


人類は、今までの傲慢さを謙虚に反省しなさいと・・・。
新型インフルエンザや口蹄疫の感染拡大を“警鐘”と受け取るべきなのかも!

これからは、こういう感覚を一人でも多くの人が持たないといけない時代に
なったのかもしれません。

一万年前に、農耕と牧畜をはじめてから、人類は発展して、文明や国を築き
その発展と進化に合わせたかのようにウイルスは襲ってきました。

500年前の大航海時代に
船舶や人の往来で、人々がウイルスに感染してきました。

100年前には
飛行機や車の発達で感染スピードが一気に速まり
パンデミックを引き起こすようになりました。

発展して、進化する度に必ず
ウイルスが襲ってきていたということも歴史に刻まれています。



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