感染症との戦いの歴史 NO.1

宮崎県で広がる口蹄疫の被害
感染を広げたのはまたも、ウイルスでした。

世界中に感染拡大した新型インフルエンザから1年
今、未曾有の被害をもたらしつつある口蹄疫。
ウイルスがまたも猛威を振るい始めました。

ウイルスは、細菌の約1000分の1とはるかに小さく
自分だけでは生きられずに、動物の細胞に寄生して増える病原体です。

人間の歴史をひも解くと、病気との戦いの歴史でもあります。
特に“感染症”との戦いの歴史は

古代より、現代に至るまで続いています。
B.C.1580年〜1350年のエジプトの刻版に
ポリオウイルスに感染したと思われる男の彫像が残されています。


紀元前1157年、ラムセス五世を急死させたのは天然痘のウィルスだったことが
彼のミイラから発覚しています。

同じ頃、ヒッタイト(現在のトルコ)とエジプトの間で繰り広げられた戦争の真の勝者も
天然痘のウィルスでした。

イギリスに生まれたエドワード・ジェンナー(1749年〜1823年)は
牛の天然痘(今はこの病気はなくなった)に、かかった人は、
人の天然痘には、ならない」ことから、種痘法を発見(1796年)
天然痘の予防に成功しました。


天然痘や麻疹(はしか)の大流行が
ローマ帝国が滅ぶ一因になったとも言われています。


奈良平安朝の日本では、737年に天然痘が猛威を振るいました。
藤原不比等の4人の子によって、天武天皇の孫の“長屋王”の一族を自害に
追い込み権力を握りましたが、8年後、その4人が一度に死んだことから
死の原因は、 “長屋王の祟り”と恐れられていましたが

真の死因は、天然痘だったんですね。

こうした、ウイルスの脅威に人類が晒されるようになったのは
農耕頼みによる食糧生産をはじめ、野生動物を家畜として飼い始めた
1万年前から!

文明の進歩と共に、人間は未開の地に開拓の手を伸ばし
手付かずの森を焼き払い、野生動物が暮らす領域に足を踏み入れ
家畜にしたり、食用とすることで、その体内に生息していた
未知のウイルスに遭遇します。

そのウイルスが動物や人の体内で突然変異を起こして
病気を引き起こすようになります。

麻疹(はしか)ウイルスは、牛疫のウイルスが突然変異したと言われています。



世界のほとんどの国からポリオが一掃され
世界レベルのポリオ根絶まであと一歩となりました。

しかし、次々に明らかになる新しい感染症
いったん影をひそめていたが再びよみがえってくるような

感染症との戦いもはじまっています。

もし、鳥インフルエンザウイルスが人間に牙を向けてきたら
今、穴に埋められる“牛や豚”の姿は、私たち人間に変わります。

私たちが埋められる予定地の確保もできているんです。
口蹄疫は、牛や豚の問題だけではなく、人類に何らかの警鐘なのかもしれません。


感染症との戦いの歴史 No.2へつづく



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