ギリシャは欧州版サブプライム危機

徐々に立ち直しの兆しを見せていた世界経済が大きく揺れました。
その震源地となったのはギリシャでした。

深刻な財政危機に直面するギリシャで大きなデモが行われました。


そのキッカケになったのは、ギリシャ政府がIMF・EU16カ国から
総額1100億ユーロ(約13兆円)の緊急融資を受けることを決めたからです。

この融資は、国民にとって受け入れがたい条件がありました。
融資の条件として
@労働人口の4分の1を占める公務員の人件費削減
A年金の減額
B付加価値税(消費税と同じ)の増税など

 いずれも国民の痛みを強いるものでした。

ギリシャのパパンドレウ首相は
「今、この法案を成立させないとギリシャは破綻してしまいます。」として

ギリシャ議会は
増税などの追加財政緊縮法を可決しました。

議会周辺に集まった市民が法案の可決に強く抗議して
治安部隊と激しく衝突する事態になりました。

混乱はギリシャ国内だけでなく
信用不安はギリシャの国債を保有するヨーロッパの金融機関に広がり
世界の株式市場を直撃しました。

東京証券取引所も、今年最大の“下げ幅”を記録しました。
外国為替市場でも、ギリシャの信用不安からユーロを売って円を買う動きが加速し
対ユーロ・対ドルで円高となり、輸出関連企業を直撃する事態となっています。

リ−マンショック後の第2幕の始まりとして
株価も一万円割れから9000円前半の可能性が充分あると
予測をされているぐらいです。

ギリシャの財政赤字が膨らんだ原因として
@労働人口の4分の1が公務員の為、国家財政の支出が膨らむ。
Aスト社会の為、改革が進まない。
B脱税の闇経済がGDPの約30%を占めている。
C観光業頼りの産業基盤。
こういったことから国家財政の基盤が崩れていったとみられています。


2009年度のギリシャの財政赤字は −13.6%

ギリシャが破綻すると
単一通貨であるユーロに大きな影響が出てきます。
またギリシャの国債を他の国の金融機関が大量に保有!
フランスは約7兆円  ドイツも約4兆円保有しています。

EU圏内には他にも財政赤字を抱えている国があり、連鎖してしまうのではないかと
心配されています。

アイルランド −14.3%
スペイン  −11.2%
ポルトガル −9.4%
イタリア −5.3%

リーマンショック後、アイスランド、バトル三国、ドバイ、ギリシャと
財政破綻しているんです。

1997年 東アジアの通貨危機があったときに強烈な財政再建政策を
アジア諸国に強制した結果、経済が悪化して逆にダメになった経験を
IMFは経験しています。

EUでは基金を設立しましたが
拡大したEU全体を維持することは難しい状況になっていて
EU・ユーロの試練なのかもしれませんね。

一方、アメリカも良くなっているという報道しか流れてきませんが
IMFは住宅・商業用不動産の価格の下落のリスクが高まっていて
地銀がバタバタ倒産しています。

リーマンショックは、終わったんじゃなくてスローパニックと言って
悪くなって対策を打つと良くなって、また悪くなって

気がつくと、すごい長期的な停滞に入ってしまうというのが現状なのに

世界はまだこの認識に至っていないという不思議な状況です。



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