ドルとユーロのはざ間の円

ユーロができる前までは
国際貿易の決済はほとんどドルで行われました。

特に、石油決済は100%ドルで決済が行われてましたから
ドル信用の根源をなしていました。

現在の世界3大通貨はドル、ユーロ、円です。
  このうち決済はドルとユーロの二本立てです。

決済手段の覇権を握って米国と欧州で駆け引きが続いていますから
基本的に相反します。

ユーロが弱くなれば、ドルは強くなる関係ということです。

ドルは、3月4日に東京外国為替市場で88円14銭程度まで上昇し
現在は、93円前後で取引されています。

為替の激しい動きはまだまだ続きそうです。

その要因として
ギリシャの財政不安による欧州経済の懸念や
米国の低金利政策が長期化するとの観測が強いことがあげられます。

これらのリスクを恐れた世界中のマネーの回避先が日本円となっているんです。
しかし日本国内でも財政悪化が深刻な問題となっています。

毎日のようにメディアが日本の財政破綻の危機を報道しているような状況で
なぜ借金大国の日本の円が世界の投資家に買われるんでしょうか?

それは日本の借金の内容にあるみたいです。

日本の国債残高はずっと増え続けているんですが
他国からの借金である「対外債務」はほとんどありません。

日本の国債は、その大部分を国内の郵貯銀行や保険会社などの
金融機関向けに販売しているので、自国通貨建てなんです。

海外への国債の販売は、わずか6.4%(2009年3月末)なんです。
だから、海外から一気に資金が引き上げられて債務不履行(デフォルト)になるという
危険は低い。
(日本の国債が海外から見向きもされなかったことが逆によかったんですね!)

外貨準備及びその他外貨資産

平成22年2月末における日本の外貨準備高は、1,051,079百万ドルとなり
平成22年1月末と比べ、1,991百万ドル減少していますが

日本は外貨準備高など財政余力に優れていて
世界でもトップクラスの債権国でもあるみたいですね。

海外から見た日本のイメージは、借金も多いが、資産もかなり抱えていると!?

そして、国内では借金大国とはいわれていても
その額は欧米の主要先進国と比べても突出して増えているわけではないと
思われているらしい…!?

PIIGSをはじめ・・・ユーロ圏内の
英国やフランス、イタリアにしても同様に借金が増え続けています。

そのため相対的に資金の避難場所として
債権国である日本の通貨が買われているんです。

ただし資源国などと異なり、
日本の円の購入は海外の投資家にとっては積極的な投資ではありません。

円高傾向はしばらく続くかもしれないが
ギリシャ問題などが解決され、海外市場のリスク要因が取り除かれると
一気に円安に向かう可能性もありますが

その前に、ユーロの破たんの方が懸念されます。
そうなると、サブプライム問題より、はるかに大きな金融危機が
世界中を襲うことになるでしょうね。



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