日本と中国

アメリカが中国に急接近しています。

7月27日(月) ワシントンで行われた オバマ政権としてははじめての
米中戦略・経済対話(外交、安保、経済の課題を年1回協議する)

「アメリカと中国の関係が21世紀を形づくるでしょう。それは世界のいかなる
 2国間の関係よりも重要です。」
とオバマ大統領の声明!

クリントン国務長官は
中国のことわざを引用して 「人々の心が1つになれば泰山をも動かす」

中国の王副首相は
「開放的で活力ある中国経済はアメリカを含む世界各国に大きな発展のチャンスを
与えます。」


中国のメディアは、「アメリカの中国に対する礼儀正しさは
2大国が“世紀の婚礼”を行ったようだ」と報じました。

アメリカが中国に急接近した裏にはやむにやまれぬ事情があります。
中国のGDP成長率 7.9%(4〜6月)

先進国が大不況に苦しむ中、経済成長を続ける中国は今やアメリカにとって
無くてはならない存在になっています。


アメリカは巨額の財政赤字を穴埋めするため国債を発行して
海外の資金を調達しています。


日本は長い間 アメリカの国債の世界一の保有国でした。
しかし、リーマンショック以降は中国が逆転 世界第一におどりでました。

この大量の国債保有は経済にも影響を与えます。

それを物語るエピソードが1997年6月 故橋本龍太郎首相(当時)の
コロンビア大学で講演での質問に対しての発言でした。

「実は私たち何回か財務省証券(米国債)を大幅に売りたいという誘惑に駆られた事
があるんです…。
むしろ、米国債を売却して、金を購入することも、もうひとつの選択肢なのです。
でも、日本がいったんそのようなことをしようとなれば、アメリカ経済に計り知れない
衝撃を与えることになりますよね。そうじゃないですか?」


この橋本首相の一言が、NYの為替市場を大混乱にさせることになりました。
ダウ平均株価が192.2ポイントの下落で、1987年の大暴落以来の大幅な下げ幅となりました。

もし今、中国が橋本総理と同じことを言えば、アメリカの経済は大きく揺さぶられることになります。 (中国なら平気で売却するでしょうね。)

中国は米国債を大幅に買う反面 金を買いだしたり、米国債の代わりにIMFに投資をしだしています。

ロシア、中央アジア諸国、台湾、ブラジル、アルゼンチンとの間ではドルはもう一切使っていません!

中国は、日本(橋本首相)のように口に出すような軽薄なことはせずに膨大な外貨準備を交渉ネタにしてアメリカとの駆
け引きをしています。

中国は内陸部で環境エネルギー革命をドンドン広げているので、アメリカ側は環境政策と財政赤字問題は中国抜きではできない状態にあります。

日本はアフガニスタン問題で、インド洋に給油基地を設けるといって泥沼のアフガンに付き合うより

日本国内での環境や経済再建として、しっかりとした環境エネルギー革命を含めて先導して交渉力を握るくらいの戦略性を持たないと世界から完全に置いてきぼりになりますよ。

今まで一極支配していたアメリカが落ちてきたところに中国が台頭してきたということで、このバランスをアメリカはどうとるのかというところですね。

アメリカは中国の人権問題チベット、ウイグル問題に一切触れない。
ペンタゴンやホワイトハウスがやられているサイバーテロも中国発と言われているのに一切触れないで配慮までして、戦略対話に持ってきています。

アメリカにとって中国の役割と日本の役割が違うだけで両国とも大事なんですが
日本はアメリカに重視されているとか軽視されているとかで騒ぐのではなく

現状認識をしっかりして、アメリカに追従するだけでなく
日本独特の戦略をしっかり持つということです。

今回の選挙においてもこのことは大事なポイントですね。



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