新型インフルエンザの正しい怖がり方

東京大学 医科学研究所 河岡義裕教授のグループが
新型インフルエンザのウイルスに一部変異が起きていることを確認しました。

これは新たに撮影された
新型インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真です。

研究室で増殖させたウイルスが他の細胞へ移ろうとしているところを
世界ではじめてとらえたものです。


アメリカのCDC(疾病対策センター)が分離したウイルス株は丸い形をしていた。
しかし今回の写真ではウイルスは細長い形状をしています。


今回いろんなところで分離された新型インフルエンザウイルスを調べると
ヒトからヒトへ移りやすくなるような可能性がある変異の入ったウイルスが
見つかりました。

また、新型ウイルスが人の鼻やのどの粘膜から体内に侵入しやすいよう、
すでに変異していることも突き止めました。

インフルエンザウイルスは表面のHAというたんぱく質が
人の鼻やのどの粘膜にある受容体にはまって、体内に侵入する。

HAと受容体は鍵と鍵穴のような関係で、ぴったりはまるほど感染力が増す。

豚のウイルスに由来するHAの一部が、
人の受容体にはまりやすいよう変異していたという。

河岡教授はウイルスの変異について、
イギリスの科学雑誌 “nature”の電子版に報告しています。
「変異によってウイルスは今よりヒトの細胞にくっつきやすくなる性質を
獲得した可能性があると・・・」

このことは、これまで以上の感染拡大につながりかねない事態です。


ウイルスの表面にあるトゲのような形をした
HA(ヘマグルチニン)と呼ばれるたんぱく質!!

このHAはウイルスがヒトの細胞に入り込むとき
細胞の表面にくっつく役割を果たしています。

結合役として感染の決め手となるHA・・・
HAの変異が拡がるとウイルスは現在よりヒトに感染しやすくなる可能性が
あるということです。

感染が拡がりやすくなると重症化するヒトが増える可能性も出てきます。

しかし、だからといって必ずしも直ぐにヒトからヒトに移りやすいウイルスが出てきて
ドンドン拡がっていくというわけでもないです。

流行規模が大きくなった第二波が起こる可能性があるので
その時に対する国家の対応や医療サービスの十分な確保に尽きると思います。
一方、WHOがフェーズ6に引き上げてから
南北アメリカ大陸以外で初となるイギリスでも死者が一名確認されました。

日本ではSARS対策マニュアルを元に作成した鳥インフルエンザマニュアルという
一つのマニュアルで対処しているなかで、問題点がいろいろ出てきました。



今後はいろんな可能性(季節・新型・鳥)に対するマニュアルを今秋までに
作り上げないといけません。

安心を飛び越えて油断してはいけませんが、怖がり過ぎる必要もありません。

今の大流行というのは次にくる波に備えた予行演習と考えた方がいいでしょう。
今は南半球が冬で北半球が冬に入る時にどういうふうになるか
警戒しておかないといけないでしょう。




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