自業自得

現在、世界の金融危機や経済危機を生み出した「住宅バブル」は
ITバブルの崩壊を避けるために6%だった金利が大幅にさげられたことが
きっかけだったことは周知のことですね。

2003年には43年ぶりに1%台まで金利が下げられた結果
住宅ローン金利が不動産価格の上昇率を大幅に下回ったことで
住宅ブームが起こり、ブームに乗りますます住宅価格は上がりました。

2006年の最盛期には約15%(前年比)も上昇しました。

低金利の住宅ローンに対し、値上がりが確実の住宅となると
当然ローンを組んで住宅を購入する人々が増えることで
住宅バブルが生み出されました。

この時点ではあくまでも信用力の高い顧客(プライム層)が
住宅を購入していたので住宅バブルが崩壊しても世界中で金融&経済危機が
訪れることはなかったと思います。

IT革命で作られたデリバティブ(金融派生商品)の仕組みを作った人たちがいます。

2005年2月、ウォール街に
シティグループ
ゴールドマン・サックス
ベア・スターンズ
JPモルガン・チェース
ドイツ銀行
の代表が集まりました。

その当時、プライム層の人々は住宅ローンの借り換えが終わっていたので
信用力の低いサブプライム層を元にした住宅ローン担保証券の仕組みを作り
ました。

仕組みを作り上げた当初から、サブプライム層は貸し倒れになる可能性が
高いということはわかっていましたが

一件当たりの利率を上げることで、何人かが返済できなくなっても
全体としては利益が出るような仕組みを作りあげたのです。

住宅を担保にしていますから返済できなくなると差し押さえて売却すれば
住宅価格も上昇しているので利益が出るとの思惑でした。


アメリカで住宅ローンを組む場合、住宅ローンブローカーから多数存在する
銀行や住宅金融専門会社やローンの種類などのアドバイスを受けます。

ブローカーは複数の金融機関と提携していて、顧客を斡旋することで
仲介手数料を取っています。

サブプライムローンというのは、ローンが返済できるかどうかは二の次で
ブローカーや金融機関はローンを組ませることだけに全力を注ぎました。

驚くことに、無職の人や英語がわからない移住してきたばかりの人
すなわち契約書が読めない人にも貸し付けたりしていました。

彼らはローン貸し出し後、
すぐに債権を金融機関に売って資金を回転させていました。

貸し倒れのリスクは考える必要はないので、信用審査もほとんどせずに
誰にでもローンを組んでいきました。

2002年には住宅ローン全体にサブプライムローンが占める割合は3%
2006年には全体の15%を占めるほどになりました。

その後は皆さんご存知のとおりの状況です。

サブプライムローンという強欲の金融システムを作った金融機関の現在は
当然の結果ですね。

◆シティグループは一時98.5k(終値1j3k)で政府の管理下に置かれ

◆ベア・スターンズは資金難で破綻

◆JPモルガン・チェースは10-12月期決算は、純利益が前年同期比で76%減の
7億200万ドル(約620億円)と5・四半期連続の大幅減益

◆ドイツ銀行は、08年通期で約4500億円の純損失となり、戦後初の通期赤字に
陥ったとの決算を発表。

金儲けのためサブプライムローンの仕組みを作った彼らが大きな損失を
被ることになったのは、自業自得ですね。



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