実質GDP成長率の推移

世界第二位のGDPなどと日本の経済大国ぶりを現す形容にも使われている
GDPという数字が35年ぶりの大幅下落となりました。

与謝野経済財政相は、 「問題なく戦後最悪」

日本経済について内閣府が驚きの数字を発表しました。
2008年10月〜12月にかけての実質GDP(前期比)−3.3%
一年換算では−12.7%の大幅マイナスとなりました。

これは戦後最悪だった1974年(1月〜3月)のオイルショック時の−13%に次ぐ
戦後二番目の歴史的な下落です。

麻生首相は8日、福井・あわら市で行った講演で日本経済の現状について
「そんなに大変じゃない」と述べ、
深刻に受け止める必要はないとの見方を示しました。

働くところも、住むところも奪い取られて、内定の取り消しや倒産も続出するなか
「そんなに大変じゃない」って本当に思っているから恐ろしいかぎりです。


しかも、アメリカのGDPは−3.8% EU(平均)でも−6%
日本は−12.7%と日本経済の落ち込みが際立っている状況です。


これはアメリカで金融危機が起こってそのとばっちりを日本が受けていると
考えていた人が多いんですが

そうではなくて
日本経済そのものの問題でオイルショック時の問題とはまったく違います。

1973年 第四次中東戦争をきっかけにおこった第一次オイルショックでは
二ヶ月間で原油が四倍に高騰で狂乱物価と呼ばれる物価高に見舞われ
日本の高度成長は幕をおろしました。


しかし二週間あまりで戦争は終結し、その後、原油の高騰も収まると
物価は安定し、個人の消費も回復してきました。

そして輸出も好調を維持していました。
省エネ型の自動車や家電などの開発にいち早く重点を移し
日本経済は、石油危機というピンチをチャンスに替えていきました。

結果、世界に先駆けて不況から抜け出すことができたのです。

しかし、オイルショックの時と比べても今回の不況は厳しいと言うのです。

その不況の原因はアメリカの輸入が急変し、
それによって日本からアメリカへの輸出が減ったということです。

IT不況から抜け出した2002年以降、日本は景気回復しましたが
異常というぐらい輸出に依存していた景気回復だったんです。

2002年からおよそ6年近く続いた戦後最長の景気拡大と言われていましたが、
所得(給与)も増えず、実感なき景気拡大の中で内需は伸び悩みました。

輸出がGDPのおよそ2割を占めるようになるなど
日本の外需への依存が進んでいきました。

その日本の輸出を支えたのがサブプライムローンによる住宅バブルや
アメリカの過剰消費だったのです。

アメリカ発の世界同時不況により総崩れ状態になりました。

これから日本国内でも本格的な賃金引下げや人員削減などが進み
消費がさらに冷え込むことも必死で、国内の景気は内外からのダブルパンチを
受けるかたちで急速に悪化していきます。

頼りのアメリカでは、2月17日に過去最大規模の景気対策法が成立しましたが、
そこからは、国内産業を守る保護主義的な動きも垣間見えました。

公共事業にあたってアメリカ製品の調達を義務付ける
「バイ・アメリカン条項」が表現を和らげながらも盛り込まれました。

円高などの不安要素に追い討ちをかけられた日本経済の今後は・・・?




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