藤原和博先生の教育論

金融危機を招いた最大の原因は留まることのない人の欲望です。
今の教育システムでは幕末の志士は出てこないでしょうね。

東大をはじめ高学歴出身である政治家や官僚を見ていたら
日本の教育のズレが明らかです。

ということで・・・

義務教育分野で初の民間人中学校長の経験を持つ藤原和博先生の
講演会とテレビ寺子屋などからこれからの日本にとって子供だけでなく、
われわれ大人にとって大事なポイントを取り上げてみました。
今の日本の教育システムは正解主義で来ています。
小中高の9割方は正解を記憶に叩き込む授業です。

そういう教育をずっと受けていると、
大学でもすべての問題に正解があると思ってしまうわけです。

就職の際も適職診断テストに頼って「分析していけば、
自分にとって正解の会社が絶対にある」と思うのは大間違いで、
選んだ会社や仕事が正解かどうかは、5年、10年して初めてわかるものです。

卒業前にもらった3社の内定のうち
「どれが自分に一番合っていますか」の答えはありません。

会社もどんどん変化するし、
仕事自体を自分がクリエイトしていくことがすごく大事です。
どれを選んでも5年10年かかって正解にする。


「正解の会社なんてないわけです。仕事自体を自分がクリエイトしていかないと」
「適当な無謀さで、まずやってみる。試行錯誤する勇気みたいなものが大事です。」

これからの成熟社会で求められる力と、低下傾向と言われる「学力」、

その二つがどう関係して職業選択へ関わっていくのか、
お母さんたちは学力の低下を非常に心配していますが、
「学力」の中に忍耐力や集中力、思いやりは入るのでしょうか。


「学力」の一言では落ちる要素がいっぱいあるので、
藤原先生は小中学校のときに身につけるべき力を「集中力」と「バランス感覚」と
定義されています。

何と言ったって情報社会なので、これから身につけていくべき情報を
扱う力をきっちり定義しましょうとそれが藤原先生の提案なんです。

藤原先生は2つの言葉で定義しています。
1つが「情報処理力」 。もう一つは「情報編集力」です。

「情報処理力」は、
記憶にいっぱい詰め込んだ正解の中からぱっと1個を取り出す力。
これは狭い意味で「学力」と称する基礎的な力で、テストの正答率に現れてきます。

ところが、これからは自分が持つ知識・技術・経験のすべてを、
ある状況の中で組み合わせて発揮できる力が大事になってきます。

成熟社会になると、国際化も高齢化も起こり、人々のさまざまな価値観が交錯して、
万人にとっての唯一の正解はどんどん少なくなります。

だから、試行錯誤の中で自分の価値観のもとに自分の納得解を探さなきゃならない。

しかも、実行するときには、いちいち他人をも納得させなきゃいけないんですね。
そういう総合力を「情報編集力」と呼びます。

これは正解を詰め込む教育では養えない。
失敗と試行錯誤を繰り返しながら獲得していく力です。


例えばジグソーパズルでは、
あるピースが青いというだけで「あ、空の風景だ」と間違えて当てはめてしまうと、
そこには正解のピースがはまらない。

情報処理力はジグソーパズルを早く完成させる力です。

今までの日本の教育では、この力を持つ子どもが多く育ったんです。
日本自体も、お城の風景やディズニーの図柄を出版社やメーカーが決めているように

基本的にはGHQが描いた戦後の世界観を、
ただ必死になって何百万ピース埋めてきた。

しかし、埋めた後に「じゃあ、次にどうすればいいの?」と
今みんな立ち止まっているんです。


一方、「情報編集力」の本質はレゴを組み合わせる力です。

小さいピースを、イマジネーションをもって組み合わせれば、
宇宙船にも家にも街にもなる。


「13歳のハローワークマップ」を単に暗記して
「自分は職業を500も言えるぜ」と言う子どもはジグソーパズル屋さんです。

だけれども、この中の美容師とマジシャンとお笑いタレントが近いので
「お笑いを見せながらカットする美容室があるんじゃないか」「マジックを鏡越しに
見せる床屋があったら、子どもが殺到しちゃうんじゃないか」、

このように複数の項目からイメージしていく力が、これから問われるようになってきます。

情報処理力を鍛えれば頭の回転の早い子にはなるけれども

情報編集力を鍛えないと頭のやわらかい子は育たない。

総合的な頭の良さというのは、頭の回転が早くてやわらかいことだと思うんです。

今までの正解主義の教育では、情報編集力が弱くなりがちですが、それが弱いと、
自分の人生観や仕事観、あるいは世界観をクリエイトして、
その中でハッピーだと納得できる子にならないです。

自分のハッピー観を作り、
それを動機付けにしてどんどん行動していける子を育てたいのであれば、
両方をバランスよく鍛えることが大事になると思います。

100年に一度だとか、金融危機だとかの真っ只中に入り込んでしまうと手っ取り早い
効果ばかりを追いかけてしまっているのが政府のみならず経済界の現状。

このような時代だから、
知らないことを探求する力が必要であり求められるのだと思います。

情報処理力→正解→ジグソーパズルの能力も必要ですし、
答えは一つ病 指示待ち依存症から抜け出したい人は

情報編集力→納得解→レゴ(LEGO)を組み立てる能力を磨いてみると
面白いかもしれませんね。



ランキングに挑戦しています。多少なりとも価値を感じていただけましたらクリックx2票宜しくお願い致します。↓↓↓
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ  人気blogランキングへ



s.t.f.PENTAGON



ウィンスクエアクラブ H.P.

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。