歴史から学ぶ超大国崩壊の教訓

過去の流れを見ると
イギリスの覇権というのは
石炭・蒸気機関・綿織物工業・蒸気船が作られ、世界の海軍を支配しました。

それが、1920年あたりから

石炭が石油に代わり、蒸気機関がエンジンに代わり、自動車や科学産業が生まれ
空軍で世界を支配するアメリカが出てきました。


こういう大きな流れを考えると、
今日の金融危機は単なるバブル崩壊での不況だという見方をしていると
人類は大きな間違いの渦に巻き込まれていくかもしれません。

100年に一度という意味をもう少し考えていくと
覇権国を支えてきたいろんなエネルギーとか産業であるとか軍事力の基盤そのものが
大転換をはじめているのかもしれません。

そういう歴史の激動期に我々は居るのかもしれません。

今、全米で上映され話題になっている映画があります。
ドキュメンタリー映画「I・O・U・S・A」 アメリカの負債
英語版ですが http://www.iousathemovie.com/

世界の覇権国となったアメリカ。映画はそのアメリカが抱える危機、
深刻さを財政面から告発。
記録映像と経済データーを駆使し、そのベールを剥ぎ取っていきます。

2007年2月の時点で
米国政府の負債は8.7兆j(780兆円)・・・?
※日本より少ないって有り得ないですね。

今後、必要となる医療・保障費と社会保険費などを加えると
53兆j(4700兆円)という膨大な負債を抱えることになります。

何の手段も講じなければ毎年約3兆j(270兆円)増えていくのです。


このドキュメント映画作成の中心となったのが
会計監査院・元長官 デビットウォーカー氏です。
「アメリカ財政はガンにかかっており
しかもそれは増殖しつつある。今、治療しなければ国の破滅につながる。」

歴史上の大帝国の破滅になぞらえてこう警告します。

「ローマ帝国が滅びた理由はいくつかある。国内の政治やモラルの低下、
軍事力への過剰な自信と海外への展開。そして中央政府の無責任だ。
これらのローマ帝国が崩壊したときと同じ問題を今のアメリカは抱えている。」

アメリカの繁栄も翳りが見え初めています。
1970年代アメリカの財政は急速に悪化し始めました。

世界の50%を占めていた工業力は日本、ドイツなどに追いつかれ
逆に国内の企業は人件費が安い海外に脱出、空洞化が進み、
自国の産業は衰退したのです。

また、2度のオイルショックで石油価格の主導権を産油国に奪われたのも
痛手となりました。

さらに財政を圧迫したのがベトナム戦争
圧倒的な戦力の差にも関わらず戦局は泥沼化、軍事費が急増したのです。

二つの世界大戦をバネに覇権国としての地位を築いたアメリカは
皮肉にも今度はベトナム戦争で衰退の兆しを見せ始めたのです。

経済が翳りを見せるなか
80年代に登場したのが第40代ロナルド・レーガン大統領でした。

 「生産、貯蓄、投資という新しい機会をつかんでください。
アメリカ経済を再び自由と希望、繁栄の原動力とするのです。」
公約に経済の回復をかかげたレーガン大統領は
大胆な市場原理的な経済改革
「レーガノミックス」を展開しました。

しかし、「力でしか平和は築けません」と、
ソ連への対抗心をむき出しにするレーガン大統領は軍事力を拡大。
核開発やスターウォーズ計画などを打ち出し、新たなる兵器の開発を
積極的におこないました。

さらに中南米のグレナダ侵攻 1983年10月
中東のリビア空爆 1986年4月

海外への軍事出動も活発におこないました。

ベルリンの壁崩壊1989年11月
ソビエト連邦の崩壊1991年12月 冷戦が終わりアメリカが世界で
唯一の超大国となった後も軍事力の増強は続いたのです。

次回は、「IT革命が作った金融システム」へつづく・・・!



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