金融バブルの垢落とし

年度末の3月に企業の資金繰りが非常に厳しくなる事態が出てきます。

冬場の売り上げの決済が集中するのが3月になります。
 運転資金の欠乏による倒産は
ここ数年増加傾向にあり、2008年は10月までに800件を超えています。

構造改革で不良債権処理が失敗していく中で
政府系金融機関はドンドン民営化される方向ですし

銀行の融資ルールがグローバル・スタンダードという名前で
今まであった間接金融の製造業を育てていく金融方式を壊してきた。

みんなファンドとか証券化に依存しなさいというルールに変えていくと
中小の企業はみんな取り残されてしまう。


100年に一度の危機と口先で言うだけで自民党の議員先生方は
理解しているんでしょうか?

2兆円の定額給付金に対して
自民党の細田幹事長は同日の政府・与党連絡会議で、
「景気対策なので国会議員も辞退するのでなく、もらって使うべきだ」と主張。

  鳩山総務相や野田消費者相は
「これはニコニコ給付金 全閣僚、全国会議員、国民全体がみんな
ニコニコ受け取ったらいい。」
「飛騨牛食べるとか」・・・と語った。

麻生首相は高額所得者がもらうことは
『さもしいことだ』としていたが一転、高額所得者の自発的な辞退を期待する
従来の方針を修正し、景気対策の観点から受給・消費を促す考えを示した。


麻生首相自身は、もらう?もらわない?の明言は避けています。

閣僚は半数以上がもらう派ですね?



今になって自民党員に「定額給付金を正しく理解しましょう」と
冊子を配っています。
ということは、理解していない議員が多いということですね。

後期高齢者医療制度と同じく理解していない法案をゴリ押しなんて
まったく反省が無いんでしょうか?
 

一方的な内定取り消しで苦しむ学生や非正規労働者問題や年度末を
迎える中小企業問題。
また、今なお年金未払いで苦しむ高齢者や経済的に苦しい無保険の
子供や高齢者などなど

高額所得者や高額所得の議員や官僚にまでばら撒くなんて信じられない
ことをする麻生政権。
本当に苦しんでいる人や将来に対する投資に充てることで
たくさんの国民が救われたことか。

2兆円にプラスアルファの消費がされてはじめて経済が活性化という
形になりますが
2兆円ばら撒いて何%が消費に回されるんでしょうか?

経済の部分で振り返ってみると
去年一年間での年間騰落率マイナス42%で
過去最大の下落をしましたが

一方で、円は25%ドルに対して強くなりました。(円高)
原油は年初と比べて58%落ちました。

これは悪い話しばかりかというと、そればかりではありません。

実体経済で我々が直面しているのは、信用収縮とか金融バブルで膨れ上がった部分が

剥げ落ちて、株価とかマネーゲームで吸い上げていた原油とかが
落ちてきたということです。

実体経済で、世界経済は2009年は1.1%ぐらいか精々ゼロ成長だろうと
横ばいの予測をされています。

日本経済も実体経済そのものが何十%落ち込んだり、
収縮しているのではありません。
マネーゲームの部分が剥げ落ちているだけです。

こういう中で新しい経済政策が必要な時期にきていると思います。
やたら財政出動による景気の活性化だとか、金融緩和による景気に活力をという
方法を論を取られがちですが

民間セクターで戦後蓄積してきている1500兆円を超すと言われている
個人金融資産だとかを政府のファンドと民間の資金をマッチングしながら
未来に向けて日本が立ち向かっていかないといけない。

プロジェクトを鮮明にしてどうしても必要な公的基盤のインフラ投資とかをしっかり
整理し直して日本を未来に向けて蘇らせるぞというシナリオを書き直すこと。

戦略的視点の転換が今年大きく求められているんだと思います。


次回は、「覇権国アメリカの凋落の理由」へ つづく・・・!



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