アメリカの呪縛

 イスラエルのオルメルト首相は
元々は和平推進派だったのに、強攻にガザ地区へ侵攻したかというと

一つは、
軟弱だという批判を浴びて総選挙が近づいてくるにつれてリクードという
保守派の支持が高まってきたので、選挙に負けるのが恐いから強行に出ざるを
得ないところへ追い込まれているということと。

もう一つは、
アメリカの政権交代期を睨んで早い時期にガザ地区をイスラエルの傘下に
押さえた方がアメリカの新しい政権がどういう中東・パレスチナ政策を
とってくるのかわからないので、今のうちに侵略しておこうという
焦りからの行動として見えてきます。


問題は9・11の事件が起こって(起こして)アメリカが「力の論理」で
イラクへ突っ込んで行ったという流れの中で

力には力をという反発でパレスチナにハマス政権ができました。
(ハマスはアメリカの論理が作りあげたのかもしれませんね)

ハマスはイスラエルの存在さえ認めないという政権で

 アラファト議長の時代のパレスチナと違って
イスラエルと交渉さえする余地無しという強硬姿勢です。

力には力をで、自分の鏡に自分が写るように力で押さえつけようとすると
反発してくるという流れがイスラエルにもおこってしまって

イスラエルにしてみれば思いもかけないほどハマスの圧力とレバノンからの圧力と
両方からさらされるということになってしまってイスラエルの焦燥感というのは
9・11以降ものすごく大きくなり

 パレスチナ地区を囲い込むために
700kmの壁を作って攻撃されないようにようにしようと追い込まれているのも事実です。


そんな流れの中で、
どうしてアメリカがイスラエルを支持し続けないといけないのかというと
全米に600万人居るユダヤ人のうち240万人はニューヨークに集中しています。

オバマ政権になっても国務長官になるヒラリー・クリントン自身が
ニューヨークをバックにした上院議員だっていうこともあって、

イスラエル支持ということは金縛りのように崩せないでいるという
大変大きな転換期にガザへの侵攻がおこっていることに注目せざる
得ないでしょうね。

 オルメルト首相が急に強攻になった背景には
2年前にレバノンのビスボラという勢力と戦争をしたときに

中途半端に停戦に応じたことでオルメルト政権の支持がガタッと落ちたので
今回は総選挙を睨んでガザへ強攻に侵攻したということです。

オバマ政権もユダヤ人の呪縛から逃れられないみたいですね。

このままだと世界の情勢は経済どころでなく
ますます混沌としていくだけなのでしょうか?


次回は「パレスチナ問題 対立の歴史」へつづく・・・!




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