金融資本主義からの脱却!

2009年も早くも四日目となりました。
そろそろ世界も仕事始めとなりそうですが・・・!?

「日産、派遣社員ゼロ」「ソニー、1万6000人削減」…。
雇用の危機を伝えるニュースが後を絶たない。
特に派遣社員や期間従業員ら非正規社員の解雇は、深刻な情勢です。

舛添要一厚労相は「100万人を超す失業者が新たに発生する恐れがある」と発言。
雇用の確保は、まさに「待ったなしの状況」と言えます。


1998年 労働者への分配率70%がピークで、
現在は60%ぐらいまで落ち込んできています。

その理由は日本企業がどうやって利益を上げているかを構造分析すると
70%が海外なんです。

輸出で利益を上げたり、海外の現地法人の利益だったり(連結だから)
海外で運用した金融資産の利益だったりと海外で利益を上げているから

国内の労働者に分配するという意欲、モチベーションがドンドン下がってきた。
グローバル化の流れのなかで、企業経営の構造がかわってきている。

しかも非正規雇用者が1700万人を超えていますから
労働運動の総本山のように見られている「連合」は、わずか700万人です。

組織している組織率は働いている人の2割しか連合に帰属していません。
交渉力は労働の方が経営に対して弱まっている。 (バラバラになっています。)

今年の春闘の争点もこれだけ雇用の危機にありながら賃上げ要求をおこなうという
現実を把握していないと思えるようなサポートしかできないでいます。

企業は海外で利益を上げているから国内へ分配するモチベーションは
下がっているというのに。

分配に対する基本思想をしっかりと立て直さないといけない。
今は面倒くさいから全員に配っちゃえという給付金型の発想になっていますが

本当に困っている人に給付するんだというなら困ってる人に手厚く
所得政策の一環として分配するんだという思想をしっかりと整えないと

日本の分配の問題はますます歪んでいくことになるとおもいます。


派遣切りがこのように大々的に行われるきっかけとなったのが
1990年代半ば以降「米国政府の日本政府に対する年次改革要望書」です。
これに基づいて「日本のアメリカ化」が進められ日本国民は不幸にされた。

1996年、米国政府は日本政府に対して人材派遣の自由化を求めた。
3年後の1999年に日本は労働者派遣事業法を改正し、
派遣労働を原則自由化しました。

さらに2004年には製造業への派遣労働も解禁された。
これが非正規雇用を急増させ、多くの働く人々を不幸にした元凶です。

このような日本国民を不幸にする改悪が、
日米同盟と構造改革の美名のもとに行われた。


竹中平蔵を起用して行なわれた金融大改革は、
一見金融業会の大リストラのように見えて、
実は産業資本の政治的影響力を押さえ込み、

金融資本の支配力を強化する金融資本主義革命への移行でした。

21世紀は、世界が産業資本主義から金融資本主義に突入した時代と
いわれる所以です。
証券化等を通じ、土地を含め、あらゆるものが金融市場化されています。

この構造改革と呼ばれているものは、小泉総理が日本をアメリカへ売り渡し
日本企業のモラルを低下させ弱体させた改革でした。

共産主義が崩壊してからは、アメリカ流の資本主義の独走状態になりました。
この頃から「グローバリゼーション」という言葉が高らかに
うたわれるようになったのです。

日本的経営は時代遅れである、日本は株主を冷遇しすぎている。
もっと株主の配当を高くして発言権を高めろ、終身雇用や年功序列は古い、
リストラももっとやれ。


これをグローバリゼーションと言ったのですが、
これは実はアメリカ流儀の押し付けであった。

特に共産主義が崩壊してからはアメリカ流儀の押し付けが強まり、
小泉改革で日本を感染させた。

共産主義が崩壊するまでは、
アメリカの経営者たちも企業の社会的責任ということをさかんに言っていた。
企業は社会を健全に発展させるために存在するのだと、
どの経営者も言っていました。

ところが共産主義が崩壊してからは、企業は儲けるためにあるのだと露骨になった。
その金儲け中心主義がサブプライムローンの破綻を導きだしたといえます。

日本経済は、アメリカの投資家が投資しやすいよう改革され
M&Aで考えられない金額で買い叩かれ外資系企業が日本国内で急増しただけでなく、
日本企業でありながら社長(CEO)は外国人。

その結果、グローバル化・・・経営の効率化という名のもとに
客に高く売って人件費を安くして利益を上げて株主に少しでも多く配当をするという

会社は従業員・お客のために存続するから株主のために存在するという

産業資本主義→人が大事・・・から
金融資本主義→金が大事・・・というように知らないうちに洗脳させたのが、
小泉&竹中ペア。

首切りを「リストラ」という呼び方に変えて、我が社は積極的に改革をしています。
過剰な人・モノを改革のために整理していますって、首切りをしやすくさせました。

そして2004年あたりから非正規雇用者は人からモノ扱いになってきて
固定費から変動費となり、帳面上では人件費から物権費となりました。

モノだからいとも簡単に捨てることができるということです。

金融、産業、雇用の仕組みを根本から変えていかないと2009年は
非正規労働者の次は正社員までが首切りの対象となる一年になるでしょう。

次回は
企業は派遣を「使い捨て雇用」としかみていない。へつづく



ランキングに挑戦しています。多少なりとも価値を感じていただけましたらクリックx2票宜しくお願い致します。↓↓↓
にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ  人気blogランキングへ



s.t.f.PENTAGON



ウィンスクエアクラブ H.P.

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。