「パンデミック」フェーズ4へ突入

「パンデミック」という言葉をご存知ですか?

パンデミック(pandemic)とは、
ある感染症や伝染病が世界的に流行することを表す用語です。

日本語に訳すと感染爆発や汎発流行にあたります。

人類史上において「パンデミック」の歴史はというと・・・!

❶ ❶ペスト(黒死病)
   14世紀 ヨーロッパで2500〜3500万人が犠牲
   (ヨーロッパ人口の1/4〜1/3にあたる)
   全世界で7000万人が死亡。

❷ ❷梅毒(コロンブスが新大陸発見と同時に数年でヨーロッパ中に広げました。)   
   16世紀 パリ市民の1/3が感染者

❸ ❸天然痘(ヨーロッパから新大陸へ持ち込まれました。)
   16世紀 ペルーのインカ帝国やメキシコのアステカ帝国を
   滅亡させたと史記に残っています。 


❹ ❹コレラ
   明治元年から44年間で1万人以上の患者を出した年が9度あり、
   うち5回は3万人〜10万人以上の死者
   (明治時代コレラによる死者総数37万人:日清・日露戦争の犠牲者13万人)

   コレラの歴史こちらへ

結核 (骨や脊椎へ感染するとカリエス。 日本では労咳とも呼ばれていました。)   
   結核はもっとも古くから知られていた伝染病です。
   紀元前5000年頃の人骨や、エジプトのミイラにも
   結核性カリエスの跡があります。
   2006年(世界中で、920万人が新規感染し、170万人が死亡 WHO)

❻ マラリア 世界全体でマラリア罹患は年間3億〜5億人、
   死亡は年間150万〜270万人と推定されている。

❼ ❻スペイン風邪
   1918年 世界の総人口20億人のうち、5億人が発症し、死者5000万人


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  

現在パンデミックを引き起こすとされているのが
「H5N1型インフルエンザウイルス」です。

このインフルエンザウイルスは、今までのウイルスのように呼吸器の
表面の炎症だけの症状だったのが

「H5N1型インフルエンザウイルス」は血液によって全身に感染し、
多臓器不全を起こさせます。
致死率は最悪で60%を超えるといわれています。

専門家の予想では最悪の場合、全世界の66億人のうち半数が感染し、
その中で4人に1人が重症化し、死者は5億人以上と言われています。

2002年11月に中国広東省で最初の患者が発見されたSARS。
中国政府による情報隠蔽を行ったため対策が遅れ全世界に感染が広がりました。

今回、H5N1型インフルエンザウイルスに関しては
「国家一級備戦備蓄管理体制」を敷いているという情報ですが、

現在の中国経済の格差は激しく、空気汚染や水質汚染も深刻で、
公害や環境に対する中国政府の取り組みは依然として進んでいません。

農村で感染すると、特別な対策が必要でマスクやタミフル、
ましてや病院など高額すぎて行けないのであっという間に
中国の農村部から感染者が続出することが考えられます。

関係者の間では、中国政府は新型インフルエンザの発生が
もしあってもオリンピック開催前に中国国内で新たに患者が発生すれば
参加を辞退する国が続出しかねないので開催までは公表しないのでは
ないかと懸念されています。

国立感染症研究所では、
1957年のアジア風邪や1968年の香港風邪などの潜伏期間は1〜3日。
もし、海外で感染した日本人が帰国した場合 
一週間で3000人の潜伏感染者が発生すると試算・・・

1997年に香港で最初の人への感染が確認されて以来、
H5N1型鳥インフルエンザは東南アジアを中心に世界中に広まっています。

WHOによると、2008年5月28日までに世界中で累計383人が感染し、
241人が死亡しました。(死亡率63%)
発展途上国では感染者が把握されていない例も多く、
実数はWHOの統計をはるかに上回るのは間違いありません。

国連では新型インフルエンザが出現した場合、
全世界で1億5千万人が死亡するという試算を行っていますが、

アメリカ・ミネソタ大学の感染疫学専門家であるオスターホルム教授は
その数字をさらに上回る1億8千万〜3億6千万人という死亡者が出ると発表しています。

WHO(世界保健機関)のイ・ジョンウク事務局長(2006年5月死去)は
「もはや新型インフルエンザが出現する可能性を議論する時期ではなく、
時間の問題である」と述べました。
強毒性新型インフルエンザの危機はもうそこまで来ているのです。

パンデミックは、本当に発生するか?ではなく、
「いつ起きるか」ということです。

WHOは、フェーズ1からフェーズ6までの6段階に分類し、



これをもとに各国に対策計画の算定を求めています。
WHOにおけるインフルエンザパンデミックフェーズ(PDF)

現在は「フェーズ3」〜「フェーズ4」の段階です。

「フェーズ3」では鳥から人にまれに感染する段階ですが、
「フェーズ4」になるとウイルスが異変し、人から人へと感染しやすくなります。

鳥の間にではすでに感染が広がっています。
ウイルスが本格的に出現すると人口密集度合、発達した交通網を考えると
発生してからでは封じ込めは簡単にはいきません。

「各国の状況と対策」へつづく・・・

 
【過去ブログ】鳥インフルエンザが世界を機能不全に2008年6月8日



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この記事へのコメント
いつも参考にさせてもらってます。

これからも、役立つ記事をお願いいたします。

Posted by 山ちゃん at 2008年07月15日 11:26
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