日本が作った!?中国の「赤いハゲタカ・ファンド」 3/4

■テロの当日、ビン・ラディン・グループの幹部相手に投資説明会

そのカーライルと言えば、2001年9月11日の同時多発テロの当日、
首都ワシントンで、サウジアラビアのビン・ラディン・グループの幹部を
対象にした投資説明会を開いていたことでも知られています。

2001年9月11日当日の朝、カーライル・グループがワシントンDCの
「リッツ・カールトン・ホテル」で投資家会議を主催、
そこにオサマ・ビン・ラディンの異母兄シャフィグ・ビン・ラディンが出席し、
カーライルの最高顧問の父ブッシュとも会っていたところを
オランダのVPROによって報道されました。
(パパ ブッシュは9・11が起きる前に退出しています)

それほど中東世界ともブッシュ政権とも緊密な関係を有し、
あらゆる機会を捉えて、膨大な利益を上げてきた存在だ。



ブッシュ一族とビンラディン一族の金の繋がりも古く、
ブッシュの石油会社の出資者でもあり、
ブッシュ一族の財を築くキッカケともなった。

さらにパパブッシュ・子ブッシュの大統領選挙でも大きな資力となり、
この資金を使って政界の工作なども行われた。
(ブッシュ親子は、ビンラディン一族の財力で大統領になれたということです。)


カーライル社は、アフガニスタンに対する戦争やイラクに対する攻撃などを通じても、
史上空前の利益を上げてきたといわれる。

このような投資ファンドが今後は中国の国富ファンドと競い合うことになるだろう。
というのも、カーライルの巧みなマネーゲームに着目したCICでは、
その資金力をバックに一気にカーライルを買収しようとする
動きを見せているからである。

既に中国はアメリカ最大手の投資ファンドブラックストーン・グループに対し、
30億ドルもの出資を行い、10%近い株式を取得し、筆頭株主となっている。

世界各地の資源や有望企業に投資を重ねてきたブラックストーンを自由に操ろうとする戦略であろう。
ウォール街の新たな帝王を中国が支配したということです。

一種のカムフラージュといえるのだが、
中国の国富ファンドにすれば

アメリカの投資ファンドを買収、
あるいは吸収することによって、
各地で台頭しはじめている中国脅威論を巧みに
回避することができると踏んでいるに違いない。


過去10年、中国は毎年二桁を超える経済成長を遂げてきた。
その結果、世界最大の外貨保有国にのし上りました。



この潤沢な資金力を背景に中国政府はアメリカやヨーロッパに
引けを取らない強力な国富ファンドを誕生させた。


しかし、CICのファンドマネージャー達は、
海外マーケットでの資産運用に関しては、まだまだ経験不足である。

この弱点を補うためにも海外のファンドを買収することが
最も手短に自前のファンドを成功させる近道と判断したようだ。

新たな挑戦者の登場により、
欧米のヘッジファンドやプライベート・エクィティ・ファンドは
戦々恐々とし始めた。

サブプライムローン危機で多額の損失を被り、前途が危ぶまれる状況下で、
強力な国家のバックを味方につけた「赤いハゲタカ」

世界中のめぼしい金融資産を根こそぎ買い漁るという、
恐るべきシナリオが現実のものとなってきたからである。

欧米の金融機関は手遅れになる前に、
「赤いハゲタカ」の動きを牽制しようと、必死の取り組みを始めた。

またIMFに対して国富ファンドに対する、規制策を打ち出す圧力もかけ始めた。
その動きに具体的な先鞭を付けたのが、オーストラリア政府である。

キャンベラの政府は中国の国富ファンドが
オーストラリアの大手石炭鉱山リオ・ティントを買収する上で、
CICの後ろ盾を得ているのではないかと疑いを持つに至ったようだ。

そこで、中国に限るわけではないが、世界の国富ファンドに対して、
投資活動の透明性を強力に求める方針を打ち出した。

このような規制強化の動きを受け、EUでも2008年3月をめどに
国富ファンドに透明性を求めるガイドラインを打ち出す準備を進めている。

こうした動きの背景には、現在の国富ファンドはいずれも
自由主義や民主主義とは体制を異にする政府が
運用にあたっているケースが圧倒的に多いことがあげられる。

さらに言えば、中東のアラブ諸国をはじめ中国やロシアの巨大な国家資金は
民間の投資ビジネスとは相容れない原則で運用される場合も十分想定される。

9960億ドルという世界第2位の外貨準備高を有する日本

しかし、わが国の財務省に、この種の資産を巧みに運用して
高いリターンをもたらすノウハウがあるとは思えない。
(マッサージチェアや豪遊費やコンパニオン代に消えるか、無駄な箱物に消えるかですね。)

部分引用:スーパー・ヘッジファンドこと「政府系ファンド」の台頭とその落とし穴 浜田 和幸

■日本が作った「赤いハゲタカ・ファンド」最終章へつづく…



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