“親方日の丸”との決別

親方日の丸的体質は日本航空に限らず
戦後日本社会の至るところに見て取ることができます。

業界団体や公益法人は、国の公益事業や莫大な補助金を当てにして
役所や政府与党を訪れひたすら陳情!!
建設業をはじめ政府関連の事業を行う企業や団体には役所から天下り!!
そして公共事業受注を巡る談合も頻繁に行われていました。

政治家にとっても地元に公共事業を引っ張ってくることが票に繋がるという
政官業の癒着の構図が浮かびあがりました。

しかし、お上頼み・国頼りで採算を度返しした経営ではいつかツケが回ってきます。

その典型がかつての国鉄でした。
全国に次々と作られた赤字路線

その結果1987年3月31日 国鉄は放漫赤字経営による負債額37兆円に達し
分割・民営化に!

他の“親方日の丸”企業や組織が経営の立て直しや効率化を求められました。

日本電信電話公社の解体NTT
日本専売公社解散JT


しかし、今や親方である国自体が膨大な財政赤字を抱え
税金の使い道に厳しい目が注がれる中、お上頼み・国頼りの
安易な姿勢は批判を免れません!

今回の“親方日の丸的体質”がもたらした日本航空の行き詰まり!

戦後日本を良くも悪しくも引っ張ってきた“親方日の丸”の時代が
今、終わりを告げようとしています。

“親方日の丸”の体質は
企業だけでなく、私たち国民にもあると思います。


困ってくると国に何とかして欲しいと直ぐにそういう議論になります。
私たちもお上頼み・国頼りから脱却しないといけませんね。

しかし、親方日の丸が必ずしもいけないということでもないと思います。
一番の問題は内部組織にあります。

内部の上の人が利権を独占して利益を貪っているというところです。
一般社員にその分配がいってるかというとそうでもなく。

組織としてとても不透明な状態になっています。

これからは、公共性ってなんだろうってことを
親方日の丸の形ではない方向で考えないといけないのかもしれません!

じゃ、親方日の丸企業を解体して何でも民営化にすればいいのかというと
そうでもありません!

国鉄を民営化しても国鉄跡地にはいろいろ黒い疑惑がつきまとっているし
郵政民営化でかんぽの宿の問題は出てくるし

国であろうが民営化しようが政治が腐っている限り同じことがおきます。

公共的な性格をもつものは、どこかで国民がコントロールし
誰かが税金で負担するなら、そのことに節度を持たせないといけない。

そして、以上のことが持続できるかが最大のポイントになると思います。

今の日本は
国の産業も少子高齢化も年金も財政ももたない状態です。

JALだけじゃないんです。
自民党もJAL同様 政権交代で自民党一党支配が終わり落日を迎えました。


戦後復興の“官民一体”・“政官業の癒着”と言われますが
もの凄い力を発揮して経済大国まで到達しました。

今後はこういうふうには行かないよっていうのは
みんな頭の中ではわかりながら改革に手がつかない。

だから、民主党にやって欲しいことは
マニフェストに掲げたように政治主導で官僚のトップを入れ替え、
縦割りの業界団体の組織を変え、官僚組織も変えて情報を開示して
天下り団体をきちんと整理することだと思います。

そうでないと第2・第3のJALがでてくるのは時間の問題だと思います。



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