キャピタリズムの行き詰まり!

この20年間 1989年にベルリンの壁が崩れて
冷戦後の時代に入りました。

それまでは資本主義のあり方を絶えず見つめてくる
対抗勢力のような社会主義圏というのが存在し、
ある種の緊張感のようなものがありました。

ところがこの20年間で資本主義の驕りとか歪みとかが見えてきて
アメリカの一極支配の時代が来たとか、唯一の超大国となったアメリカを基軸とした
世界秩序の流れに世界中が飲み込まれていきました。

その行き着いた先が…地球環境を破壊してしまい
サブプライム問題からリーマンショックに流れてくるような歪んだ

“資本主義”なんです。

私たちは“豊かさ”を大切にはしたいんですが
それを“お金で計る社会”にドンドンしてしまいましたが

実はそれは“本当の豊かさ”ではないんだということが見えてきた
20年間でもありました。

よく右肩上がりの成長とかいっていますが、
今はもうこれ以上右肩上がりにならない状況になってしまっています。

そして右肩上がりを信仰していること自体おかしいということと
勝ち負けの問題として、勝ち組と言われる先進国が負け組と思われている
途上国の資源を手に入れようとして所有する植民地時代のようになっています。

この動きは今始ったことではなくて、19世紀ぐらいから盛んに行われてきた
植民地の争奪戦ととてもよく似ているように思われます。

資本主義の行き詰まりは今起こっているのではなくて
近代そのものが抱えている問題が見えてきただけなのかもしれません。

産業革命以来一番の人類の課題というのは
東西の壁をどうやって打ち破るのかという問題だったんです。

資本主義 VS 共産主義という形で相対していました。

1989年ベルリンの壁が崩壊して以降は南北の壁が大変厚くのしかかっています。
COP15も南北の争いの場でしかなかったですね。

現実はというと地球はもうリミットだという事実があります。
エコロジカルフットプリントからすると今の地球では足りなくなっています。

※ちなみにベトナムのような暮らしを世界中ですると地球は1個でも余る計算になります。

リミットから逆算して我々のライフスタイルをどうするのかを定めていく仕組みや
経済のあり方がまったく見えてこないのが今の現状なんです。

この問題を解決しない限り南北の壁は深まるばかりで崩れることはないでしょう。

今はすごい歴史的転換期なのに我々自身何が起きているのかよく分らない。
どうしたら分るかというと、よく似た時代と比較するしかないんです。

すると80年前の大恐慌の時代に当たってしまいます。
ひょっとすると大恐慌時代よりすごいことが起きているかもしれない。

昔は小さい銀行がドミノ倒しになったんですが
今は世界の決済機構の中心となっている金融機関が国有化されたり
公的資金で救われたりマヒしている状態で

アイスランドのように国家がデフォルト(破産)するなんてことは起きたことがないのに
ドバイに至るまで次々と起こっています。

さらには資源が枯渇して石油価格が上がり出す。
ティッピングポイントといって気温が2℃上がった以降は
人類が気候をコントロールすることは不可能になるかもしれないという
経験のないことに直面しています。

化石燃料を軸にした経済・文明・時代が終わろうとしているのかもしれません。

色んなものが崩壊現象を起こし、色んなシステムが壊れ始めています。
歴史的には大きな時代の転換期には必ず崩壊現象が先行してきました。

COP15でインドのシン首相が
「温暖化問題というのは先進国の150年間の工業化の結果だ」と言っていましたが

150年という数字からみると日本はまだ幕末なんです。
崩壊していく過程での維新前夜なんです。

近代の問題とすれば500年前までさかのぼり時代は新大陸発見と
ルネッサンスなんです。

まったく新しいシステム価値観に変わった時代でした。

ひょっとするとそれくらいの規模の変化の時代に入ったのかもしれません。


  今年も最後までお読みいただきありがとうございました。
       来年も宜しくお願い申し上げます。



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