現実になってしまいましたね。
当時のコラムを振り返ってみました。
地球規模の全世界不動産バブル
2007年7月末にサブプライムローンが原因で始まった世界的な株価下落率は
NYダウは約3.9%、日経平均は約4.3%と下落
アメリカの低所得者向けのローンの破綻からアメリカの不動産バブルがはじけ
世界経済を大混乱に落としましたましたが・・・?
これが世界規模で起きていたらどうなるでしょうか?
バブル経済かどうかは、不動産や株などの資産価値が合理的な説明ができない
ほど急騰しているかどうかで見極めますが、
スイスのプライベートバンクのトップを含め複数の金融関係者からのコメントも、
今の世界経済は「バブルではないがブームであるのは間違いない」と認めたのと
同様なコメントを発表しています。
☆モナコ:広さ140平方メートルのマンションが8億円の値を付けています。
(東京では1〜2億円)
☆フランス:パリではユーロ通貨の統合や不動産投資の影響で高騰し、
パリ市民は買えないほどに
☆イギリス:ロンドンの住宅価格は高騰が続き、平均購入価格が約4400万円と
平均年収の8倍近くに急騰。
☆イタリア:ミラノではこの6年間で住宅価格が3倍に
☆日本:銀座の1坪の売買価格が7500万〜1億円
ヨーロッパからアジア(マカオ・香港・中国・上海・シンガポール)などの
多くの都市で不動産価格は軒並み高騰しています。
日本もバブル景気のときには東京の不動産価格が4〜5年の間に3倍になり、
それをピークにバブルは崩壊しました。
すでに危険信号が発信されているのに、誰も真実が見えなくなっているのが
現状です。
ドバイの人工島が廃墟になる?



ドバイはアラブ首長国連邦(7首長国)
(UAE)を構成するアブダビ・ドバイ・シャールジャ・アジュマーン・ウンム・アル=カイワイン・フジャイラ・ラアス・アル=ハイマ
他のアラブ諸国と比べ石油の埋蔵量が少ないため、産業の多角化−金融と流通、
観光の一大拠点を目指して その結果、中東の金融センターとして成功し、世界的
な高級リゾート・観光地として有名になりました。
そのドバイで世界の建設機材の3分の1が集まった言われるほどの
建設ラッシュが続いています。
都市全体をディズニーランドにしてしまうような勢いで、今まで見たことのない
建物ばかりが並んで、まるで旧約聖書にでてくる「バベルの塔」を造っているような
感じです。
1980年には28万人足らずだった人口が、
2007年初頭には120万人まで増えました。
住民の90%が外国人で、
その内60%がインド人を中心に南アジアからの出稼ぎ労働者です。
このような贅沢を尽くした都市造りが全て完成したときにはエンパイアステートビルのようになる可能性が大です。

1931年、大不況のさなかに着工されました。
しかし完成直後は入居者が思うように集まらず、
「エンプティ(空っぽの)ステートビルディング」などと陰口をたたかれました。
世界バブルがはじけて恐慌になれば、
ドバイも同じような運命をたどるかもしれません・・・・
同じようにドバイ・ショックになってしまいました・・・というより
ヨーロッパ経済・・・旧社会主義国を中心とした
EU・ショックの序章で
本格的な資本主義の崩壊・・・世界経済の破綻に入ったのかもしれません!
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