アフガン問題 日本にしかできない支援策NO.2
日本はアフガニスタンの復興支援という形で2000億円を超す
民生支援をおこなってきました。

しかし、カルザイ政権の限界がもう見えてきています。
カルザイ政権はロシアと接見したり、イランと接見したりと複雑な動きをして
「米国の傀儡」を離れて独自の道を歩もうとしているように見えます。
日本としてこれ以上アフガニスタンに支援するということに関して
◆米軍が行っているオペレーションと
◆ISAF(国際治安支援部隊)といってNATO(北大西洋条約機構)が中心となっている
オペレーションと
◆最近、動き始めている中国やロシア…!
複雑なアフガニスタンの復興支援という動きが錯綜しています。
そんな中、日本が今、提起すべきことは、これらの動きを束ねて国連などで
アフガニスタン復興支援というスキームと体制の正当化を含めて
どうやっていったらいいのかを踏み固めないと…!?
NATOと米軍は数万の軍隊を投入したが、タリバンは逆に勢力を回復した。
連合軍はかろうじてカブールの治安を掌握しているに過ぎません。
これまでアフガン復興に投じられた西側の莫大な資金は何処へ行ったんでしょう。
復興事業はほとんど進まず、アフガンは以前の貧しいままです。インフラの整備が行われたという話は聞かない。
カルザイ政権とその行政機関の官吏は腐敗し堕落しきっている。
麻薬は撲滅されず、アフガン政府軍は弱体、警察は役に立たず、
そしてカルザイ政権の腐敗は目に余るようになりました。復興資金のほとんどは政治家や地方行政官の懐に入ったものと思われます。カルザイ政権が続く限りアフガン復興の破綻を意味します。
カルザイ政権にいくら金を突っ込んでいっても泥沼地獄にそのまま引きずりこまれる
だけです。
だから米軍、NATO、中国、ロシアなど
全てのオペレーションを一元化することが重要だと思います。
そして、この国際貢献は誰に対して…?何に対して…?の貢献なのかを
今一度、各国と確認する必要があります。
アメリカに対しての貢献なのか?
アフガニスタンなのか?
アフガニスタンとしても、カルザイ政権なのか?
アフガニスタンの人々に対してなのか?そしてアフガニスタン問題を解決するためには
軍事行動は解決につながらない。
解決のための対話が必要。
軍事行動の見直しが必要。ということをもう一度確認するってことと
復興支援といっても戦局は極めて厳しい状態で、タリバンの勝利は目前です。
だからという訳ではないけれど、タリバンとアルカイーダを区別すべきです。
アフガンに投じられた莫大な支援金の使い方の追求もしっかりとすべきです。
カルザイ政権の腐敗は目に余りますが、
タリバン政権下ではふたつしかなかった大学が17に増え、
600万の子供が学校へ通い、女性も学校へ行けるようになり、
当時なかった軍と警察をカルザイ政権は保持しているのも事実ですから
アフガンの復興や人々のためにどれだけ使われているのか…!?
日本としてどのようにして世界の国々と関わっていくのかという
日本の立場をきちっと定めて外に向かって発信していく必要があると思います。
でないとこのままでは、世界経済が大不況の真っただ中
莫大な戦費と復興支援という名のお金が湯水のように使われ
国内情勢は各国とも財政破たん寸前…!?
子どもたちの置かれる状況をみても、
4人に1人が5歳になるまでに尊い命を失っています。
アフガニスタンにおける
子供達の被害戦争被害の写真です。見られる方は覚悟して見てください。http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Afghan/afghan-photo/afghan-photo.htm藤原紀香アフガニスタン写真展 「アフガンの子供たちの未来のために」http://www.norika-afghan.com/戦争が終わっても、子どもたちは食べていくために働かなければなりません。
戦争しか知らないアフガンの子供たちに、「戦争のない平和な日々」を
一日も早く教えてあげれる復興支援をするのが第一です。
これからの選択や行動は、地球人として試されているのかもしれません。
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