生活保護受給者(4月時点)166万人に達するなど
とても景気が回復どころではありません!
その一方で日経平均株価は10、000円の大台を回復!?


金融、IT関連企業が多くオフィスを抱える六本木ヒルズでは
今年、上半期の入居問い合わせが前年同期の2倍に!
しかし、そうした問い合わせをしているのはほどんどが外資系企業です。
平均株価の上昇も外国人の買いによるもので、
決して日本経済が良くなったからでは有りません。
地価も下落してきているし、失業率も悪化しているし、設備稼働率も
それほど上がってない状態です。
バブル崩壊後の後始末が終わらない間に、新たな不況が日本経済を覆っています。
失われた10年が失われた20年になってしまった。
戦後の仕組みそのものがダメになった。
産業革命に匹敵する転換期に来ています。
暴走するマネーゲームがもたらした一年前の悲劇
しかし、その痛みはわずか一年も持たず忘れられようとしています。
日本としては、新政権が「経済社会5ヵ年計画」の策定にすぐに取り掛かって
5年後の日本経済や国民生活の姿を示して欲しいし、目標も設定して欲しいですね。
環境では問題はかなり強く打ち出していますが、
それを含めてグローバル経済をどうするかを中に盛り込んで目標設定して
日本の役割を決めて望んでもらいたいですね。
アメリカの市場原理主義だけを文句ばかりいっても仕方ないです。
世界中で「財政出動」と「金融の超緩和」という過剰流動性を
どう制御するかで深刻になっています。
ドルの供給量は前年同期比70%増です。
その結果、市場は未曾有のカネ余り状態にあります。
世界の中央銀行が供給したドル資金の総量を示す「ワールドダラー」と呼ばれる
指標によると、6月初めのドル供給量は前年同期比70%増の
3兆6000万ドル(約350兆円)。
米住宅バブルの末期に当たる2002年にも20%台の伸びを示すなど、
市場にどれだけ過剰流動性が生じているかを表してきたワールドダラーが、
これほどの勢いを示した例は過去にはありません。
各国政府による巨額の財政出動も、過剰流動性の増勢に拍車をかける。
それが資源価格とかエネルギー価格を押し上げて
それがまた、マネーゲームの対象にしようとする人たちが出てきます。
それに対して本当に資本主義のあり方が問われているんだという
根源的な問いが必要なんです。
政府がどうするって話しも必要ですが、
経済界として経済の現場を支えている人たちがマネーゲームから反省して
金融制度をどうしていったらいいのかを考えて
産業界や経済界が資本主義のあり方をしっかりと問いかけをした発言と
構想をしっかり提示すべき局面に来ています。
明らかに市場だけでは解決できないってことを学んだわけです。
貧困だとか格差だとか、それに対してどうしていくんだということを語らないと
いけないですね。
額に汗して働くんじゃなくて、マネーゲームでお金や数字だけを転がして
一気に儲けることで、一度成功体験をした人の感覚というのは
麻薬中毒に似ているんじゃないかなと思います。
あの快感が忘れられない。その人たちに倫理観で訴えても自然治癒はしません。
中毒の感染力も、「10年一昔から1年一昔」というように
非常にスピーディーになっています。
産業革命はもう終わったんです。ある種の環境革命に来ています。
その時の政治とか経済の仕組みはまったく変わるわけです。
そこに何が起きるかといえば、環境革命に対して一番ノウハウやツールを
持っているのが日本なんです。
地球シュミレーターとかで世界の状況が見れるわけです。
▼2007年6月14日 ... NHKスペシャル 気候大異変. 第1回 異常気象 地球シミュレータの警告
国家像とは地球像と合わせて考えていくのがこれからの姿で
その中で、産業構造の変換だとか、さまざまなことが起こってくるわけです。
鳩山政権は政治だけでなく、経済もガラガラ音を立てて変革をしている真っ只中に
局面しています。
自・公の自己強欲政権から
民主党の「友愛」政権で、
どうやって対面していくのかということですね。
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