国内で二次感染が急拡大中

今回は、増田建治 SAFETY JAPAN編集長の緊急提言をお届けします。


新型インフルエンザの国内感染者数が、
ここ数日で急拡大して100人近くに上っている。

関西地方の学童・教師が中心だが、
18日午前中には、銀行行員の感染も確認されている。

これらここ数日の感染者がこれまでの日本国内の感染者と異なるのは、
海外渡航歴が無く、どこから感染したのかわからない点。

つまり追跡が困難なわけで、
現在は関西圏にほぼ限られているここ数日の感染者だが、

今後日本でも、通常の季節性インフルエンザ同様、
感染が広い範囲に拡がる可能性がある。


米国CDC(疾病対策センター)のジャーニガン医師は、15日の記者会見で、
「米国内の感染者数は、おそらく10万人以上に上っている」と推測している。

WHOでは、新型インフルエンザのパンデミック(大流行)警戒レベルを、
現在の「フェーズ5」から最終的なフェーズである「フェーズ6(世界的大流行)」に
上げる検討を始めています。

そもそも、インフルエンザウイルスの「弱毒性」とは、どういう意味だろうか。
これは、直接的な意味で「毒性が低い」ということではない。

そうではなくて、「ウイルスが感染する部位が呼吸器に限られる」という意味。
これに対し「強毒性」とは、 「全身の細胞で増殖しうる」ということ。

したがって「弱毒性」=「毒性が低い」という意味ではないが、
現実に弱毒性の場合 人体へのインパクトが強毒性よりはるかに弱く致死率が
低いので、「危険性は低い」とは言える。

今回のウイルスの初期の患者の致死率は約0.4%とされている。
これは、全世界で4000万人が亡くなった「20世紀初頭の新型インフルエンザ」である
スペイン風邪の致死率2%の1/5だ。

しかし、通常の季節性インフルエンザよりは高い数字である。

感染力については、統計的な数値はない。

専門家の観測として報道されている限りでは、
「通常の季節性インフルエンザより高い」とされている。

これはある意味当然であって、「新型」であるだけに免疫を持っている人が
基本的にはおらず、そのため感染は速い速度で多くの人に拡がりやすい。

日本でも、年により人口の5〜15%が季節性インフルエンザに感染し、
1万人〜2万人くらいが亡くなっていると国立感染症情報センターが報告している。

今回の新型インフルエンザでは、それ以上の被害が発生する可能性がある。

今回の新型インフルエンザウイルスH1N1に対しては、
抗インフルエンザウイルス薬のタミフルやリレンザが治療に効果を発揮することが
わかっている。

だから、万一自分や家族が感染しても、パニックになる必要はない。

万一、高熱や咳、節々の痛みなどの症状が出たら、手順に従い、
保健所や自治体に電話して地域の「発熱外来」設置病院の場所を聞き、
そこを受診すればいい。

受診に出掛けるときは、必ずマスクを着用する。
着用しないと、あなたがもし患者であれば他者に移してしまう可能性があるし、

もし新型インフルエンザでなかった場合は、
逆に発熱外来で移されてしまう可能性がある。

なにより重要なのは、治療より予防だ。
感染予防、感染拡大に心掛ける人が増えれば増えるほど、
急速な感染拡大が避けられる。

緩慢な感染拡大であれば、
医療機関の処理能力以上の患者が殺到する事態は避けられるので、
致死率も下がるだろうし、社会的なインパクトも低く抑えることが可能になる。

今回の弱毒性新型インフルエンザH1N1ウイルスに対し、
個人でできる対策としては、手洗いとうがいの励行。

あと、外出時のマスク着用。マスクについては、ウイルスを防ぐ力が強いのは、
米国規格N95、日本規格DS2以上に従った製品だ。

新型インフルエンザ発生に伴い、
ドラッグショップなどでも見掛けることが増えている。

ただし、これらは効果は高いのだが、
高機能を実現するために、1日付け続けるには息苦しい面がある。

インフルエンザウイルス感染の意外な経路が、目などからの感染だ。
たとえばドアノブなどを通じてウイルスの付着した手で無意識に目をこすったり
鼻や口を触ると、粘膜や結膜を通じて感染することがあるのだ。

これを防ぐには、もちろんマスクが有効。
目であれば、ゴーグルやメガネなどの着用で、無意識の行動を防ぎやすくなる。


弱毒性である今回のウイルスに関しては、今後強毒化したり、
タミフルに対する耐性を持ったウイルスに変異する危険性は残ってはいる。

今回のH1N1ウイルスで「慣れてしまう」のではなく、
「いい予行演習ができた」と考えるべき。

H5N1パンデミック(大流行)が起きたらどうすべきか、
事前に勤務先や家族と考えておこう。


引用:増田建治 SAFETY JAPAN編集長 緊急提言より
http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20090518/153236/



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