金融サミットって必要ですか?

世界20の国と地域が集まった
金融サミットが4月2日 イギリスのロンドンで開催されました。


金融サミットに抗議するためにロンドンの金融街で
死者が出るほどの抗議デモが行われました。

デモ隊は世界不況の原因は銀行にあると訴えています。

その理由は、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドは
事実上、国有化されたにもかかわらず、元経営者が98億円におよぶ
退職年金の返上を拒否したため、国民から大きな怒りをかったのです。

サミット当日もデモ隊がロイヤル・バンク・オブ・スコットランドに押し寄せ
窓ガラスなどを割る騒ぎになりました。


一方、世界的な金融危機の震源地の米国でも同じような問題が起きています。
 
政府から13兆円以上の公的支援を受けているGMのワゴナー会長が
辞任を発表しましたが、退職金や年金など合わせて総額20億円以上が
支払われる見込みだからです。

世界中が深刻な不況に喘いでいるにもかかわらず
その原因を作った経営者たちが巨額な報酬を受け取るという事実!

“CAPITALISM ISN´T WORKING”
ロンドンのデモに参加した人々は「資本主義は死んだ」という
プラカードを掲げ強く抗議しました。

こうした中、開催されたG20金融サミットは参加国の間で
意見が対立する事態になりました。

焦点は、「財政出動」による景気刺激と「金融の規制強化」でした。

アメリカのサマーズ国家経済会議委員長は各国に
GDPの2%規模の財政出動を求める方針を打ち出しましたものの
EU側がこれに強く反発したので、事実上の取り下げとなりました。

ヨーロッパ側が強く求めたのは「金融規制の強化」
仏のサルコジ大統領は強化策が決まらなければ
サミットから退出するとまで発言していました。

独のメルケル首相も
金融資本主義を推し進めてきたアメリカをけん制していました。

こうしたドイツの姿勢を批判したのが麻生首相。

麻生首相はイギリスのメディアに対して
「独は強力な財政出動がなぜ景気回復に必要なのか分かっていない」と
状況を掴まないトンチンカンな発言をまたもや披露しました。

 
結局、アメリカ側とヨーロッパ側の金融強化のミゾは埋まらないまま
両方重要という認識で共同声明の発表という
なんともお粗末な結果となりました。



金融機関が抱える不良資産の処理の具体策は何一つ示されないなど
世界経済の再建への道筋は今もなお手探りの状態が続いています。


「今後の世界情勢?」へつづく!



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