パレスチナ問題 対立の歴史

イスラエルとパレスチナ紛争の始まりは旧約聖書の時代まで遡ります。

 イスラエル・パレスチナの双方が帰属する
エルサレムは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共通の聖地です。
旧約聖書にはパレスチナ地方が約束の地として神からユダヤ人が与えられたと書かれており

 神の啓示を受けたモーゼが

  ユダヤ人を連れてエジプトから脱出し
パレスチナを目指したとされています。

 それがユダヤ人がパレスチナを
自分たちの土地であると主張する根拠になっています。

それから1000年あまり後、ユダヤ人が築いた王国はローマ帝国に滅ぼされ
ユダヤ人は世界中へ離散していきました。

その後7世紀にはアラビア半島でイスラム教が誕生しユダヤ人が去った
パレスチナではアラブ人が大きな力を持つようになり長く平穏な時代が続きました。

しかし第一次世界大戦をきっかけに
今のパレスチナ紛争のはじまりとなる出来事が起こりました。

当時、オスマントルコが支配していた中東地域で植民地政策を進めようとする
イギリスはトルコに勝利するためにアラブ人とユダヤ人の双方から戦争への
協力を取り付けようとします。
(アラビアのロレンスという映画はこの歴史を物語り化したもの)

トルコから独立をしようとするアラブ人には
英国がアラブ国家の建設を約束した「マクマホン書簡」

ユダヤ人には
 ユダヤ国家の建設を約束した「バルフォア宣言」という
二枚舌外交をおこないました。


その結果、聖地に戻ってユダヤ人の国家を作ろうとする「シオニズム運動」が盛んになり
ユダヤ人が続々とパレスチナへ移住。

すでに居たアラブ人との間で頻繁に衝突が起こるようになりました。

その後ユダヤ人の移住をさらに後押しする歴史的事件が
 ナチスドツがおこなったユダヤ人の虐殺。
この事実が世界中の人々の同情を浴びました。

戦勝国アメリカからホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を生き延びた難民をパレスチナで
受け入れるべきという要求が出されましたが、
パレスチナを移民統治しているイギリスにその余力はなく統治を放棄しました。

その後、パレスチナにユダヤ国家とアラブ国家を建設する分割案が
1947年に国連で採択されました。

分割案は当時わずかしか土地を所有していなかったユダヤ人に対し
パレスチナ全体の半分以上の土地を与えるというものでアラブ側の反発を招きました。
(六パーセントしか所有していなかったユダヤ人に国土の五六パーセントを与えるものであった)

しかし、1948年5月14日 イスラエルの建国が宣告されたのです。


アラブ諸国は建国宣言の翌日 1948年5月15日に
イスラエルを攻撃し、第一次中東戦争が勃発しました。

これまで4度の戦争でイスラエルは領土を拡大


 パレスチナの人々は
ガザとヨルダン川平岸に追いやられることになりました。

こうした中、中東和平の仲介役として前面に出てきたのが
大戦後の世界の覇権を担うアメリカでした。






アメリカではユダヤ人が国内の政治などに強い影響力を持っており
オスロ合意や中東和平のロードマップは内容がイスラエル寄りだと
パレスチナ住民の反発を受け和平交渉は頓挫してきました。

複雑な歴史をかかえる中東問題!!

次回は、「世界経済の回復は秩序の安定から」へつづく・・・!



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アメリカの呪縛

 イスラエルのオルメルト首相は
元々は和平推進派だったのに、強攻にガザ地区へ侵攻したかというと

一つは、
軟弱だという批判を浴びて総選挙が近づいてくるにつれてリクードという
保守派の支持が高まってきたので、選挙に負けるのが恐いから強行に出ざるを
得ないところへ追い込まれているということと。

もう一つは、
アメリカの政権交代期を睨んで早い時期にガザ地区をイスラエルの傘下に
押さえた方がアメリカの新しい政権がどういう中東・パレスチナ政策を
とってくるのかわからないので、今のうちに侵略しておこうという
焦りからの行動として見えてきます。


問題は9・11の事件が起こって(起こして)アメリカが「力の論理」で
イラクへ突っ込んで行ったという流れの中で

力には力をという反発でパレスチナにハマス政権ができました。
(ハマスはアメリカの論理が作りあげたのかもしれませんね)

ハマスはイスラエルの存在さえ認めないという政権で

 アラファト議長の時代のパレスチナと違って
イスラエルと交渉さえする余地無しという強硬姿勢です。

力には力をで、自分の鏡に自分が写るように力で押さえつけようとすると
反発してくるという流れがイスラエルにもおこってしまって

イスラエルにしてみれば思いもかけないほどハマスの圧力とレバノンからの圧力と
両方からさらされるということになってしまってイスラエルの焦燥感というのは
9・11以降ものすごく大きくなり

 パレスチナ地区を囲い込むために
700kmの壁を作って攻撃されないようにようにしようと追い込まれているのも事実です。


そんな流れの中で、
どうしてアメリカがイスラエルを支持し続けないといけないのかというと
全米に600万人居るユダヤ人のうち240万人はニューヨークに集中しています。

オバマ政権になっても国務長官になるヒラリー・クリントン自身が
ニューヨークをバックにした上院議員だっていうこともあって、

イスラエル支持ということは金縛りのように崩せないでいるという
大変大きな転換期にガザへの侵攻がおこっていることに注目せざる
得ないでしょうね。

 オルメルト首相が急に強攻になった背景には
2年前にレバノンのビスボラという勢力と戦争をしたときに

中途半端に停戦に応じたことでオルメルト政権の支持がガタッと落ちたので
今回は総選挙を睨んでガザへ強攻に侵攻したということです。

オバマ政権もユダヤ人の呪縛から逃れられないみたいですね。

このままだと世界の情勢は経済どころでなく
ますます混沌としていくだけなのでしょうか?


次回は「パレスチナ問題 対立の歴史」へつづく・・・!




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