第4回アフリカ開発会議を前に

第4回アフリカ開発会議>(TICAD:ティカッド)が2008年5月28日から開催されます。


アフリカ開発会議(TICAD:Tokyo International Conference on African Development)
日本の政府が国連、アフリカのためのグローバル連合および
世界銀行との共催で開催する、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。
1993年から開催。TICAD閣僚レベル会合なども経て、現在までに5年ごとに
3回の会議が行われました。

第1回(平成5年:細川首相)
第2回(平成10年:小渕首相)
第3回(平成15年:小泉首相)
第4回(平成20年5月28日〜30日:福田首相)

5月27日に行なわれた閣僚級事前会合で、
高村外務大臣は今回のTICADでは食糧価格高騰に
焦点を当てたいという考えを示しました。

『最近、深刻化している食糧危機に関しましては、
その緊急性 重要性にかんがみ(TICADの宣言案での)言いぶりを強化しました』
とコメントしています。

福田総理は
27日に到着した各国首脳16人と次々と会談し、
経済支援などを協議しましたと言っていますが・・・?

一国につき15分づつしか時間を取らず、
また各国首脳にも事前に15分という時間は告げられていなかったので
15分で経済支援を協議できたかは・・・ご想像にお任せいたします。

今回のアフリカ開発会議には、アフリカ大陸の40カ国の国から
大統領や首相などの首脳クラスが出席する予定です。



アフリカにある53カ国は国連の全加盟国の4分の1以上を占めています。
日本は国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す上で
アフリカ諸国の理解を得たいという考え方なんです。

そのアフリカで食糧問題も大変な問題ですが、より深刻なのは医療の問題です。
アフリカ南部のマラウィではエイズなどの感染拡大が続くなか、
住民5万人に1人しか医師がいないという深刻な事態になっています。



10万人が暮らすマラウィ南部のブンブエ村には
1つしか診療所がないため、80`先から一日かけて歩いてくる患者もいます。

しかも診察をしているのは28歳の若者で、医師の資格は持っておらず、
専門学校で2年間学びメディカル・アシスタントという医師を補佐する資格を取得しているだけなんです


医師不足が深刻なマラウィでは地方の診療所に医師を派遣する余裕がないのです。
外科、内科、産婦人科、エイズ・マラリアまで一人で診察をおこなっていきます。

この診療所での一日の患者数は300人です。
『一人の患者に割ける時間は2分だけ、丁寧に診てたら全員を診察できません。
とにかく頑張るしかありません。』

患者の増加に拍車をかけているのがエイズの拡大です。
マラウィでは人口の14%がエイズウィルスの感染者とされています。
患者が増え続けるにもかかわらず財政難で医師の補充はできません。

この3年間でエイズの影響で患者は(3年前)2倍に増えました。

マラウィで、唯一医学部のあるマラウィ大学。
一学年50人の医学生は卒業後2年間の国内研修が義務付けられていますが、
その後は5人に1人が外国に移住してしまします。

マラウィ国内では一ヶ月5万円欧米諸国に行けば20倍以上の所得が
得られるからです。

先進国には、この部分の構造を変えていくための支援が必要と思うんですが!?

極度な人手不足に対する対策をマラウィ政府は打ち出しました。
5000人臨時スタッフとして雇い上げ、わずかな研修だけで専門知識を
必要としない、予防接種などの治療にあたらせることにしました。
しかし予算が足りないため、300人が配置されるはずだった地区には
まだ10人しか配置されていません。

病院担当者は
『新たに雇う臨時の医療スタッフは、足りない医師や看護師の穴埋めを
してくれます。
雇い入れるためには研修が必要です。しかし肝心の予算がないのです。』


エイズの拡大で患者が増え続ける一方で、
より良い待遇を求めてアフリカの外へと流出する医師。

アフリカの多くの国で医療体制が崩壊の淵に立たされています。
アフリカ内部で医師を育てても、アフリカから出てしまうという構造から
変えていく支援を先進国には必要なんです。

これはマラウィだけでなく多くのアフリカの国で起こっている現状です。
貧困や紛争、感染症などアフリカはこの他にも多くの問題を抱えています。

日本を含めた諸外国は、アフリカを地下資源の搾取や投機の道具として利用したり、
先進国の嗜好品である栽培の方が儲かると穀物の生産をやめさせて食糧危機に
追い込んだりするのはもう止めませんか!

アフリカ大陸を人(動植物も含めた)として生活ができるように
支援することが最優先ではないでしょうか。

人間は、物質的な欲望から逃れることができない。
しかし、われわれが今、地球に残さなければならないものは、
何なのだろうか
(Jucelino Nobrega da Luz)




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