アメリカの野望NO.2

穀物&原油相場から中東問題においてのアメリカの野望

夕方更新のはずが大変遅くなりました。

穀物メジャーによる価格高騰計画のせいで
すでに日本でも家畜飼料の値段が上がってきています。
原油価格が上昇しているのでエタノールの値段も上がるだろう。
そうなれば肉類の値上げも必至である。

しかし日本やEUのような経済力のある国はまだしも、
アジア、アフリカの貧しい国では、
食料として輸入しているトウモロコシや大豆などが
値上がりすれば、恐るべき飢餓に見舞われるでしょう。

かつて穀物生産力をもっていた中国、インド、ロシア、ブラジルなどの大国が
大量の穀物輸入国に転じつつある現在、
世界最大の穀物輸出国アメリカのバイオエタノール政策は、

「貧しい国は飢えて死ね」と言わんばかりである。

飢えで5秒に1人の割合で子どもたちが死んでいることが
人々にほとんど理解されていない。


WFPがユーチューブ (英語版) に掲載している動画の最後には、

「毎晩8億5000万人が飢えながら眠りに就く──分かち合おう」
の一言が 朗読されています。
http://www.youtube.com/hungerbytes


現在のバイオエタノール政策は、
Co2削減という環境問題より食料の高騰を誘発させただけでなく、
石油&穀物投機からバイオエタノールマネーという
新たな投機を生み出すかもしれません。

アメリカは、中東、ロシア、中国に握られているオイルマネーに代わる
次世代エネルギーとしてのバイオエタノールを手中に治めようと躍起になっています。

しかしこの政策は、わたしたちの家計に打撃を与えるだけではない。
発展途上国ではこうした穀物類が生きる糧なんです。
それを燃やして値上がりさせ、
自分たちだけが儲けようという考え方は断固拒否すべきです




現在の『食糧危機』騒ぎは、需給バランスが崩れたからではなくて、
バイオ燃料増産でとうもろこしの価格が高騰して、
それを当て込んだ先物買いがマーケットで加速した結果、
他の穀物に飛び火しているにすぎないのです。

これで儲かっているのはブラジルをたきつけたブッシュ政権ですが、
儲からない勢力もいます。

欧州がその典型で、まもなくバイオ燃料製造のための穀物生産への補助金
打ち切りをはじめるでしょう。

国連は緊急に食糧問題を話し合う会合を6月に開催することが決定。
世界中が大車輪で動き出し、穀物価格は調整し始めています。


同じことは、原油価格についても言えます。
「1バレル=200ドルは行くでしょう」などと
軽々しく語る経済評論家たちが後を絶たちませんが、

そもそも商品価格は
「需給バランス」「地政学リスク」「投機的売買動向」の3つの要素から成り立ちます。

とりわけ原油価格の場合には、
地政学リスクが演出されることで高騰がもたらされる場合が多いんです。
ということは、調整(下落)局面への予兆をとらえるには、
中東、そして米国の動きを細かくにチェックするのが先決です。

イスラエルはトルコを仲介役として、シリアとの間で極秘裏に交渉を
進めていきたいんです。

イスラエルは、占領していたゴラン高原までをもシリアに返還する
用意があると提案したのだというから、相当な気合の入れようです。

「あのイスラエルさえもが中東和平を望んでいる。イラン問題も軟着陸し始めた今、
もはや中東和平を遮るものはなく、地政学リスクは大幅に低減しています。
原油価格の調整は間近」
と見る方が自然な流れだと思います。

穀物&原油価格はゆっくりと調整し始めだしました。
明らかにマーケットは国際政治の仕掛けがなされていたのですね。

これからは、報道される情報の真実を見抜き、すばやく動く能力を持ち合わせることが、
日本の個人投資家にはますます必要になってきています。

(原油価格記事参照:原田武夫国際戦略情報研究所)




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食料危機 疑問NO.2

食料危機が世界を覆っています。
国連の世界食糧計画(WFP)が「静かな津波」に例えたこの危機は、
過去半世紀で最も深刻だという。


小麦やトウモロコシ、米、大豆など主要食料の価格高騰は、
1日1ドル以下で生活する12億人を餓えと貧困の脅威にさらしている。
バイオ燃料より世界の飢餓を救うことが先だと思いませんか?

ということで、疑問2は
日本のバイオエタノール混合率が3%なのに、米国が10%であることです。

米国は京都議定書にも賛成しないほど
世界で最も環境対策に不熱心な国として有名なのに。

その国がなぜ日本の3倍ものバイオエタノールをガソリンに混ぜているのか。
その理由は一つしかないでしょう。

冷静に見てみると、値上がりしたトウモロコシ、小麦、オレンジ、大豆は
すべての米国の主力輸出農産物なんです。

しかも、大豆や小麦については遺伝子組み換え作物がかなりの割合で使われている。

遺伝子組み換え作物は世界において食の安全という点で懸念が高まっており、
日本も輸入していない。

そこで、世界的に不人気な遺伝子組み換え作物を燃料の材料にして、
需給をひっ迫させて価格を上げるために米国が日本に対しても
バイオエタノールをすぐに売れと圧力をかけたとしか思えません。


環境対策にこれほど無関心だった米国が急にバイオ燃料の普及にだけ本腰を入れる
理由がそれ以外に思いつきません。

主要輸出農作物の価格が上がったうえに、遺伝子組み換え作物の
在庫一掃セールまでできるんですから
これほど米国にとって都合のいいことはないですね。

エタノールの最大の生産国・アメリカでは06―07年度に儲かるということで
生態系を無視してトウモロコシ原料の生産が前年比で3割も増えています


17年には05年の10倍にするというブッシュ政権の計画もあり、
トウモロコシ産地の中西部では、エタノール工場の建設ラッシュが続いています。

ブラジルでは、エタノール用のサトウキビ生産拡大のために
大規模な森林伐採が進んでいます。

そのほかの途上国でも、多国籍企業による食料から燃料用作物への転換や
プランテーション型の農業の押しつけによって、
小規模農民が農地から追い出される事態なども起きています。

日本政府がいまやるべきことは廃材やおがくずなどを材料として
バイオエタノールを生産する技術を1日でも早く完成させ、
食べ物を燃料として燃やすなどというふざけた政策をやめさせることです。


ブッシュ・アメリカは「カーギル社」や「ADM社」などの穀物メジャーに
巨額の補助金を与えて、食料や飼料として輸出しているトウモロコシを、
バイオエタノールの生産に当てることによって、市場価格の高騰を図りました。

食料の世界的な貿易を取り仕切り、価格を決め、発展途上国の農業を取り仕切り、
そして結果として、飢餓人口を増やしている黒幕的な存在が「穀物メジャー」です。

穀物メジャーは何百年も続くユダヤ資本です。その代表が、カーギル社とADM社です。
アメリカの穀物輸出の80%以上、EUの90%を占めると言われています。

自社で人工衛星を所有し、CIAを上回るといわれる情報ネットワークを
持っているから食料価格を自由にコントロールできるんですね。

穀物&原油相場から中東問題においての
アメリカの野望に つづく・・・ (本日夕方配信予定)




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次世代エネルギーと食料危機の関連

私たちは世界大恐慌へ着実に近づいているんでしょうか?
サブプライムローンによる金融危機
原油高騰によるエネルギー危機
そして、穀物の高騰にエネルギー問題が複雑に絡んだ食料危機

世界的に食料価格、特に穀物価格が高騰しています。
カリブ海に浮かぶハイチでは、
食料の高騰を契機とする暴動が一週間以上も続きました。
その責任から首相が解任されたほどです。



デフレが深刻化している状況で、
なぜ食料品だけ値上げが相次いでいるんでしょうか。
その原因はバイオ燃料の普及で、
その原料になるトウモロコシの需要が急増したからといわれています。

需要増でトウモロコシの価格が上がると、
オレンジや大豆、小麦の生産農家がトウモロコシに転作し、
オレンジ、大豆、小麦の供給が減って、
価格が高騰するというメカニズムになっていきます。

食料品の価格が軒並み上がろうと、そんなの関係ないって、
いまやバイオエタノールによるバイオガソリンで車を走らせようというのが
世界の流れになっています。

日本でもガソリンにバイオエタノールを3%混合したバイオガソリンが
2007年4月27日に販売開始されたばかりです。
対象となる地区は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の50箇所の給油所。



バイオエタノールの生産コストはガソリンよりもかかるのに。
通常のガソリンと同じ価格で販売されていますが、
実は政府が補助金を出して同じ価格にしているからなんです。
それでもバイオガソリンを売ろうというのは、
環境に負荷をかけないとされているからみたいです?

トウモロコシやさとうきびが育つ段階で二酸化炭素を吸収しているため、
自動車燃料として燃やして二酸化炭素を排出しても差し引きゼロ、
という理屈なんです。
京都議定書でも確かにバイオガソリンは二酸化炭素の排出量をゼロとしてカウントしています。


経済産業省は二酸化炭素は減るというが、その前提は現地生産である。
つまり、現地のトウモロコシやサトウキビを使って
現地でバイオエタノールを作る場合に限ります。

ところが、日本はフランスからバイオエタノールを輸入している。
何故、フランスから輸入してまでガソリンへの混入を急ぐのか、と云う事です。
バイオ・エタノールを環境の為に利用するのであれば、
消費地の近くで生成しなければ意味が無いからです。
「エチルターシャリーブチルエーテル、(ETBE)は、バイオエタノールと
石油ガスを異性化させたイソブテンを反応させて作ります」と言えば
簡単そうですが、実は国内にはこの製造装置がありません。




輸送のためには当然ながらエネルギーを使う。
それを二酸化炭素で計算するとどうなるか。

まだ学問的な決着はついていませんが、
バイオエタノールを燃やす方が通常のガソリンを使うよりも
数倍の二酸化炭素を放出する可能性があるという説もあります。

そしてもう一つは、輸送にかかる燃料や二酸化炭素の排出量が多くなります。
CO2削減をいいながら、遠隔地から石油を使って輸送するのでは、
地球環境にやさしいエネルギー開発とはいえません。
(フードマイレージ的な発想)


今後、技術開発を進めてバイオエタノールがより効率的に生産できるようになれば、
二酸化炭素の排出量を減らす可能性はあると思います。

特に日本の石油メーカーが研究を進めている建築廃材などから
バイオエタノールを作る技術が確立すれば、
これは明らかに二酸化炭素排出量を減らすことになる。

なぜなら、廃材はどうせ燃やして処理するしかないし、“国産原料”だからです。  

完成はもうすぐらしいのだが、こうした技術が確立してから走行実験でもやって、
補助金を出しても遅くないではないかと思うんですが?

それなのに、なぜあわてて導入したのか。これが疑問1である。

疑問2へ つづく・・・




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s.t.f.PENTAGON



ウィンスクエアクラブ H.P.

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