政治と経済

失速中の日本経済

日本の経済は現在急降下の真っ只中です。

その原因の一つとして、
米国のサブプライムローンによる影響をあげる人も多いでしょう。

現実として、サブプライム問題が影響していることは間違いないですが、
それが主原因と考えるのは大きな間違いです。

 今年に入ってからの日米の株価の変化にあらわれています。
年初の1月4日から年度末の3月末日までを比較してみると、
ニューヨークダウが4%の下落であるのに対して、
日経平均株価は15%も下落しています。

 (日本の無政策を反面教師として)
 日米の株価の動きの違いは、どこに原因があるんでしょうか。
それは経済政策の違いなんです。

サブプライム問題という経済危機が生じたときの
危機管理能力に大きな差がありました。

 サブプライム問題が表面化したときに米国のとった政策は
即座にブッシュ大統領が記者会見をして、税還付を中心とした総額1500億ドル
(約15兆円)の景気対策を実施すると発表しました。

これは、米国のGDPのおよそ1%に当たる巨額の減税をおこなったことになります。
こうした非常に大きな財政出動にでたことで、
景気の失速を食い止めようとしたのである。

 また、FRB(連邦準備制度理事会)は3月18日に、短期金利の誘導目標を
0.75%引き下げて2.25%と決定しました。

これで、07年秋からの累積で3.0%の金利引き下げという思い切った
金融政策を取ってきたことになります。

 多くの人が指摘しているように、米国の金融当局も財政当局も、
日本のバブル崩壊後の惨状をよく研究しています。

バーナンキFRB議長は、日本の不良債権が増大してデフレ不況に陥った理由として、
日銀の金融緩和のタイミングが遅く、その幅が小さすぎたことを
指摘しているほどです。
(これには疑問もありますが)

日本のように経済破綻しないように、
米国は財政・金融両面で矢継ぎ早に対策を講じたのです。


 バブル経済を体験した日本は何をしたのか???

無責任に小泉構造改革を支持してきたエコノミストたちは、
「財政政策と金融政策はもう効かない」という考えに・・・???
(だったら何で小泉改革を先導したのって言いたい。)

彼らの主張はこうです。
「財政出動は小渕内閣時代に100兆円も行なったけれども効果がなかった。
金融はドンドン資金を供給して、ゼロ金利まで持っていったけれどもダメだった。
しかし、アメリカは構造改革でよみがえったじゃないか。
だから日本も構造改革だ!」


 こうしたエコノミストたちをバックに従えて、
構造改革を声高に叫んできたのが小泉総理と思われていますが、
実際は竹○大臣が政府からマスコミに至るまですべてシナリオを作って
いたんですけどね。
その路線は福田内閣にも引き継がれています。

 しかし、その構造改革のお手本であるはずの米国が、サププライム危機に
直面して何をしたのか。

景気失速を避けるために、財政・金融政策のフル稼働をしたんです。
その結果、アメリカはそれほど株価が下がることなく、
何もしなかった日本の株価は暴落をしました。





ということは、株価の暴落は政治家や日銀の無策のせい???

つづく・・・




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